桑名市議会 2022-09-12
令和4年決算特別委員会総務安全分科会 本文 開催日:2022-09-12
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表示切り替え 全 174 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・
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ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 分科会長(市野善隆) 選択 2 : 分科会長(市野善隆) 選択 3 : 分科会長(市野善隆) 選択 4 : 分科会長(市野善隆) 選択 5 : 総務部長(高橋 潔) 選択 6 : 財政課長(栗田義久) 選択 7 : 会計管理者兼
会計管理室長(早川晴美) 選択 8 : 分科会長(市野善隆) 選択 9 :
分科会委員(愛敬重之) 選択 10 : 分科会長(市野善隆) 選択 11 : 財政課長(栗田義久) 選択 12 :
分科会委員(愛敬重之) 選択 13 : 分科会長(市野善隆) 選択 14 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 15 : 分科会長(市野善隆) 選択 16 : 総務部長(高橋 潔) 選択 17 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 18 : 財政課長(栗田義久) 選択 19 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 20 : 分科会長(市野善隆) 選択 21 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 22 : 分科会長(市野善隆) 選択 23 :
分科会委員(多屋真美) 選択 24 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 25 : 分科会長(市野善隆) 選択 26 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 27 : 分科会長(市野善隆) 選択 28 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 29 : 分科会長(市野善隆) 選択 30 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 31 : 分科会長(市野善隆) 選択 32 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 33 :
分科会委員(多屋真美) 選択 34 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 35 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 36 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 37 : 財政課長(栗田義久) 選択 38 : 分科会長(市野善隆) 選択 39 :
分科会委員(多屋真美) 選択 40 : 税務課主幹(歳入・窓口改革担当)(堀田和男) 選択 41 : 分科会長(市野善隆) 選択 42 : 副分科会長(森下幸泰) 選択 43 : 税務課主幹(歳入・窓口改革担当)(堀田和男) 選択 44 : 分科会長(市野善隆) 選択 45 : 分科会長(市野善隆) 選択 46 : 債権管理課長(伊藤彰英) 選択 47 : 分科会長(市野善隆) 選択 48 : 分科会長(市野善隆) 選択 49 : 統括監兼市長公室長(近藤 正) 選択 50 : 理事(若林直樹) 選択 51 : 政策創造課長(近藤悦史) 選択 52 : 分科会長(市野善隆) 選択 53 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 54 : 分科会長(市野善隆) 選択 55 : 人事課長(亀永まこ) 選択 56 : 分科会長(市野善隆) 選択 57 : 人事課長(亀永まこ) 選択 58 : 分科会長(市野善隆) 選択 59 : 副分科会長(森下幸泰) 選択 60 : 分科会長(市野善隆) 選択 61 : 防災・危機管理課長(都築 琢) 選択 62 : 分科会長(市野善隆) 選択 63 : 副分科会長(森下幸泰) 選択 64 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 65 : 分科会長(市野善隆) 選択 66 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 67 : 分科会長(市野善隆) 選択 68 : 秘書広報課長(稲葉智法) 選択 69 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 70 : 分科会長(市野善隆) 選択 71 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 72 : 人事課長(亀永まこ) 選択 73 : ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 74 : 分科会長(市野善隆) 選択 75 : 分科会長(市野善隆) 選択 76 : 市民環境部長(金子洋三) 選択 77 : 戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 78 : 分科会長(市野善隆) 選択 79 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 80 : 戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 81 : 分科会長(市野善隆) 選択 82 : 戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 83 : 分科会長(市野善隆) 選択 84 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 85 : 分科会長(市野善隆) 選択 86 : 戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 87 : 分科会長(市野善隆) 選択 88 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 89 : 分科会長(市野善隆) 選択 90 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 91 : 分科会長(市野善隆) 選択 92 : 環境対策課長兼斎場長(後藤健二) 選択 93 : 分科会長(市野善隆) 選択 94 : 環境対策課長兼斎場長(後藤健二) 選択 95 : 分科会長(市野善隆) 選択 96 :
分科会委員(多屋真美) 選択 97 : 人権政策課長(糸見智博) 選択 98 : 人権センター所長(加藤 斉) 選択 99 : 分科会長(市野善隆) 選択 100 : 戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 101 : 分科会長(市野善隆) 選択 102 : 人権政策課長(糸見智博) 選択 103 : 分科会長(市野善隆) 選択 104 :
分科会委員(多屋真美) 選択 105 : 人権政策課長(糸見智博) 選択 106 : 分科会長(市野善隆) 選択 107 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 108 : 分科会長(市野善隆) 選択 109 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 110 : 分科会長(市野善隆) 選択 111 : 分科会長(市野善隆) 選択 112 : 分科会長(市野善隆) 選択 113 : 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(若松 覚) 選択 114 : 分科会長(市野善隆) 選択 115 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 116 : 分科会長(市野善隆) 選択 117 : 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志) 選択 118 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 119 : 分科会長(市野善隆) 選択 120 : 中央図書館長兼ふるさと多度文学館長兼長島輪中図書館長(平野淳子) 選択 121 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 122 : 分科会長(市野善隆) 選択 123 :
分科会委員(満仲正次) 選択 124 : 分科会長(市野善隆) 選択 125 : 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志) 選択 126 :
分科会委員(満仲正次) 選択 127 : 分科会長(市野善隆) 選択 128 : 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志) 選択 129 :
分科会委員(満仲正次) 選択 130 : 分科会長(市野善隆) 選択 131 :
分科会委員(多屋真美) 選択 132 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 133 : 分科会長(市野善隆) 選択 134 :
分科会委員(多屋真美) 選択 135 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 136 :
分科会委員(多屋真美) 選択 137 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 138 : 分科会長(市野善隆) 選択 139 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 140 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 141 : 分科会長(市野善隆) 選択 142 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 143 : 分科会長(市野善隆) 選択 144 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 145 : 分科会長(市野善隆) 選択 146 : 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広) 選択 147 : 分科会長(市野善隆) 選択 148 : 分科会長(市野善隆) 選択 149 : 消防長(杉山伸司) 選択 150 : 消防本部総務課長(中平道治) 選択 151 : 分科会長(市野善隆) 選択 152 :
分科会委員(多屋真美) 選択 153 : 消防本部消防次長(高台移転担当)兼消防本部総務課(政策・消防団担当)(井上智博) 選択 154 : 分科会長(市野善隆) 選択 155 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 156 : 消防本部総務課長(中平道治) 選択 157 : 分科会長(市野善隆) 選択 158 : 財政課長(栗田義久) 選択 159 : 人事課長(亀永まこ) 選択 160 : 防災・危機管理課長(都築 琢) 選択 161 : 分科会長(市野善隆) 選択 162 : 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(若松 覚) 選択 163 : 分科会長(市野善隆) 選択 164 : 副分科会長(森下幸泰) 選択 165 : 分科会長(市野善隆) 選択 166 :
分科会委員(水谷真幸) 選択 167 :
分科会委員(多屋真美) 選択 168 :
分科会委員(満仲正次) 選択 169 :
分科会委員(愛敬重之) 選択 170 :
分科会委員(南澤幸美) 選択 171 :
分科会委員(伊藤研司) 選択 172 : 副分科会長(森下幸泰) 選択 173 : 分科会長(市野善隆) 選択 174 : 分科会長(市野善隆) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前10時13分 開会
○開会宣言
分科会長(市野善隆)
それでは、出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから決算特別委員会・総務安全分科会を開会いたします。
引き続き、傍聴希望の申出がありますので、これを許可いたします。
───────────────────────────────────────
○分科会記録の署名
分科会委員
2: 分科会長(市野善隆)
また、本分科会記録の署名については、申合せにより、正・副分科会長が行いますので、御了承願います。
───────────────────────────────────────
○審査案件の宣言及び審査順序
3: 分科会長(市野善隆)
それでは、審査に入ります。
本分科会の審査案件は、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門及び住宅新築資金等貸付事業特別会計決算であります。
なお、審査順序については、最初に総務部等、次に市長直轄組織及び市長公室、続いて、市民環境部、地域コミュニティ局、消防本部の順に進めていきますので、よろしくお願いします。
また、各所管部門の審査においては、当局から、まず決算成果報告書の主な事業について御説明いただいた後、引き続き一般会計決算の詳細説明を受け、質疑を行い、特別会計決算がある場合には、その後、当該決算の詳細説明を受け、質疑を行います。
そして、議案第73号について、全ての所管部門における質疑が終了しましたら、各委員より賛成、反対の意見表明を行っていただき、意見集約をいたしますが、集約が難しい場合は、挙手により賛否を確認させていただきます。
それでは、お手元に配付の日程(案)のとおり進めていきます。
───────────────────────────────────────
○議案第73号
4: 分科会長(市野善隆)
これより総務部等所管部門の審査を行います。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本議案中、総務部等所管部門について、当局に説明を求めます。
5: 総務部長(高橋 潔)
おはようございます。総務部長の高橋でございます。
ただいま議題となりました議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、総務部の所管部門につきまして、決算成果報告書、歳入歳出決算書から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
説明は多岐にわたりますし、多くの課にまたがっておりますので、少しお時間を頂戴して1時間から1時間半程度かかろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、この決算成果報告書は資料配付の後に訂正箇所が数点ありまして、皆さんに御迷惑をおかけいたしましたこと、この場をお借りしておわびを申し上げます。大変申し訳ありませんでした。今後、資料の調整については細心の注意を払って、このようなことがないようにしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、令和3年度決算成果報告書(主要な施策の成果)を用いまして、一般会計を中心に、令和3年度の決算概要及び財政健全化法に基づく令和3年度の健全化判断比率などにつきまして御説明を申し上げます。
初めに、令和3年度の予算の執行に当たりましては、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、市民生活や地域経済を守るために数多く対策を講じるとともに、適正な予算執行並びに適切な財政経営に取り組んだ結果、主要な財政指標の多くで改善が見られ、特に経常収支比率につきましては合併による新市発足以来、最も改善を示す数値となったところでございます。
それでは、令和3年度歳入歳出予算執行の実績の概要につきまして、決算成果報告書の1ページ、表題の1、一般会計のページから順次、御説明申し上げます。
(1)の決算規模と実質収支の状況の表を御覧ください。
令和3年度の一般会計の決算は、表の一番上、歳入総額が617億138万7,000円、歳出総額が581億4,524万5,000円となり、表の一番下の段になりますけれども、増減率のとおり前年度に比べ歳入で15.1%、歳出では17%減少をしております。
また、表を順に右側に見ていただくと、歳入歳出差引額、いわゆる形式収支は35億5,614万2,000円で、前年度より9億1,662万6,000円増加しております。その右隣の、翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた右端の実質収支額は30億8,716万6,000円で、前年度より8億8,146万7,000円の増となりました。
なお、令和3年度決算全般の主な特徴といたしましては、表の下に(2)決算概要として記載をいたしております。大きな特徴としましては、歳入では、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う個人市民税や固定資産税などによる市税の減少をはじめ、特別定額給付金事業等に伴う国庫支出金の減少や合併特例事業債等に伴う市債の減少など、また、歳出では、特別定額給付金の皆減のほか、桑名駅自由通路整備事業費の減少などによりまして歳入歳出ともに減少となっております。
また、基金につきましては、令和3年度末現在高は財政調整基金の増加とともに臨時財政対策債の償還財源の積立て等に伴う減債基金の増加などにより、前年度末よりも増加となっております。
そこで、令和3年度決算でございますが、市税の減収分を国からの交付金等の増加で補いながら、ワクチン接種をはじめとする数多くの新型コロナウイルス感染症対策を講じる中、これまで同様、継続して行財政改革にも取り組んだ結果、先ほど申し上げましたとおり、経常収支比率や基金の年度末現在高が前年度よりも改善をいたしました。
引き続き、まちづくりの支えとなる3本の柱を軸に、アフターコロナの社会を見据え、目の前の課題への対応と未来への投資を行い、誰一人取り残さない持続可能なまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
次に、(3)歳入歳出の主な増減でございます。
歳入の主な増では、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金が前年度比18億7,272万3,000円、普通交付税が13億6,088万2,000円それぞれ増加し、また、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費補助金が10億5,310万円の皆増となっております。
一方で、主な減といたしましては、特別定額給付金事業補助金が前年度比141億8,871万4,000円、財政調整基金繰入金が11億2,406万5,000円それぞれ皆減し、また、合併特例事業債が10億4,380万円の減となっております。
次に、歳出の主な増では、子育て世代への臨時特別給付金が18億4,016万2,000円、新型コロナウイルスワクチン接種事業費が8億6,342万2,000円それぞれ増加し、また、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費が7億5,715万9,000円の皆増となっております。
一方で、主な減としましては、特別定額給付金が141億4,040万円皆減し、また、桑名駅自由通路整備事業費が20億3,278万1,000円、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金への積立金が11億3,136万3,000円それぞれ減となったところであります。
これらの、より詳細な分析につきましては、ページをめくっていただき、2ページ、3ページをお開きください。
まず、2ページの(4)歳入の款別一覧を御覧ください。
令和3年度決算における歳入のうち、自主財源の計は294億4,011万4,000円、また、依存財源の計は322億6,127万3,000円でございます。一番右端の増減率の欄でございますけれども、前年度と比べますと自主財源は率として3.4%、依存財源は23.6%それぞれ減となっており、トータルでは15.1%の減となったところであります。
増減の主なものを申し上げますと、自主財源では、1番の市税は個人市民税の減に加え、固定資産税及び都市計画税の減により2.8%、6億3,086万6,000円の減となりました。
19番の繰入金は、財政調整基金繰入金の皆減などにより28.7%、6億3,499万6,000円の減となりました。
また、20番の繰越金は、前年度繰越金の増により18.4%、4億1,070万6,000円の増となっております。
また、市税等の一般財源の歳入状況につきましては、後ほど決算書のほうで改めて御説明を申し上げます。
次に、依存財源では、10番の地方特例交付金が新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金の皆増により263.5%、4億446万円の増となりました。
11番の地方交付税では、普通交付税において追加交付が行われたことなどにより31.5%、14億772万3,000円の増となりました。
また、15番の国庫支出金では、特別定額給付金事業補助金の皆減等により48.9%、117億5,769万2,000円の減となっております。
次に、3ページの(5)歳出の款別一覧を御覧ください。
歳出の款別一覧のうち、前年度に比べ増加した主なものを申し上げますと、まず3番の民生費では、子育て世帯への臨時特別給付金の増などにより17.3%、32億3,082万8,000円の増、4番の衛生費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業費の増などにより28.6%、11億1,845万2,000円の増となりました。
一方、減少したものにつきまして、2番の総務費では、特別定額給付金が皆減したことなどにより61.4%、137億2,855万5,000円の減、8番の土木費では、桑名駅自由通路整備事業費の減などにより20.9%、15億2,399万8,000円の減となりました。
次に、4ページ、(6)歳出の性質別分類を御覧ください。
歳出の性質別分類の特徴点につきましては、款別のところと重複するものもございますが、前年度に比べて増加分から先に申し上げますと、4番の扶助費では、子育て世帯へ臨時特別給付金や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金給付事業費の増などにより30.2%、32億3,383万4,000円の増となっております。
一方、減としましては、5番の補助費等では特別定額給付金の皆減などに伴い68.2%、140億6,699万1,000円の減、6番の投資的経費では、桑名駅自由通路整備事業費の減などにより19%、14億1,843万円の減となっております。
以上、令和3年度一般会計の決算の概要について申し上げました。
続きまして、主要な財政指標等の推移について御説明をいたします。
今、御覧いただいております決算成果報告書の8ページをお願いいたします。
項目8といたしまして、主要な財政指標等の推移についてお示しをしております。記載をいたしました主要な財政指標としましては、まず8ページに(1)経常収支比率を示しております。経常収支比率につきましては令和3年度経常収支比率は85.8%で、前年度比4.2ポイントの改善となっております。
表は経常収支比率の経年の資料でございます。各費用は経常収支比率の計算式の分子でもある経常経費充当一般財源の費目で、表はその割合を表しております。令和3年度は扶助費、補助費等の割合が前年度と比べ増加しており、一方、人件費、公債費、物件費、繰出金が減少し、維持補修費は横ばいとなっております。
経常収支比率の減少した要因といたしましては、主に扶助費や補助費等をはじめ、経常的な一般財源等を充当した歳出額が増加したものの、地方交付税や地方特例交付金の大幅な増加があり、先ほどの歳出額以上に、経常的な一般財源等の歳入額が増加したことによるものでございます。
次に、9ページをお願いいたします。
(2)健全化判断比率・資金不足比率でございますが、平成20年4月から地方公共団体の財政の健全化に関する法律が施行されておりまして、本市におけるそれぞれの比率の対象となる会計は、この図のとおりでございます。
これは地方公共団体の財政状況を一部事務組合などに広げて把握し、財政の健全化を図ろうとするものでございます。平成19年度の決算時点からその取組が始まり、四つの健全化判断比率と地方公営企業における資金不足比率を算定し、公表しているところであり、各指標のいずれかが基準値を超えた場合は財政健全化等に向けた厳しい改善の取組が求められております。
続いて、10ページを御覧ください。
健全化判断比率・資金不足比率、それぞれの推移を表とグラフでお示しをさせていただいております。まず、本市における健全化判断比率につきましては、表の一番上が実質赤字比率、上から2番目が連結実質赤字比率で、いずれも令和3年度はこれまでと同様、値がマイナスとなっており、赤字が生じていない。つまり算定されていないことになりますので、公表時は横棒、ハイフンで表されることになります。
次に、上から3番目の表の実質公債費比率では、本比率は3か年平均で出すこととなっており、令和3年度は7.7%で前年度比0.5ポイントの改善となりました。普通交付税の増加が主な要因でございます。
次に、上から4番目の表、将来負担比率では、令和3年度は50.7%で、前年度の数値である57.8%から7.1ポイント改善をいたしました。地方債残高の減少に加え、普通交付税の増加が主な要因でございます。
次に、一番下の表、資金不足比率につきましては、令和3年度はこれまで同様、いずれの事業会計におきましても資金不足は生じておらず算定をされておりません。この健全化判断比率につきましては、財政状況を反映するその他の指標とともに、その動向に十分留意するとともに、本年度の決算における成果や反省点も併せて次年度の予算編成に生かし、安定的な財政経営に努めてまいります。
続きまして、11ページには(3)地方交付税と財政力指数並びに(4)基金の年度末現在高を、そして、12ページには(5)市税収入、さらに13ページには(6)地方債について、それぞれの推移と表をグラフでお示しをさせていただいております。
次に、14ページは、項目9といたしまして13ページでお示しをした普通会計の地方債残高に加え、公営企業会計などの地方債残高や各会計の翌年度以降支出予定の債務負担なども含めまして市の債務残高をお示ししております。
次に、15ページは、項目10といたしまして平成26年4月1日より、消費税率が引き上げられたことに伴い、地方消費税交付金の増収分について、社会保障施策に要する経費に充てるものとされておりますことから、その使途について明確化し、公表することとなっております。そこで、ここにお示しをさせていただいております。
決算成果報告書につきましては、今後も、より一層分かりやすい資料となるよう内容の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
続きまして、16ページ、項目11の決算成果報告書でございます。
この目次の中から令和3年度の総務部所管の主要事業の概要を御説明申し上げます。なお、この決算成果報告事業につきましては、当初予算参考資料に掲載をした事業を基本といたしまして、各補正予算で新規に計上した主要な事業があれば追加で掲載することとしております。また、当初予算参考資料と比較しやすいように、事業の進捗のほか、その事業が目指す効果についても記載し、今後の方向性の欄を設けて決算成果を踏まえた事業評価の取組を行っておりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、総務部の主な決算報告の事業としまして、家屋現況図作成・家屋特定調査事業費について御説明を申し上げます。
決算成果報告書の35ページを御覧ください。
事業目的につきましては、現在使用している土地現況図上に建物の外形を描いた家屋現況図を作成することで家屋の位置や形が把握でき、課税情報と照合して、より正確な課税を行うものであります。
事業内容につきましては、作成した家屋現況図に家屋管理番号を付番し、現有資料と登録家屋を照合及び調査することで未評価家屋や取壊し等がある家屋を精査してまいります。
事業成果でございますけれども、令和3年度は城南地区の家屋現況図の作成と家屋管理番号を付番し、家屋評価資料の電子データ化と家屋特定調査結果リストを一部完了し、それに係る費用として2,605万4,000円を支出しております。
今後の方向性といたしましては令和7年度までに実施エリアを順次拡大し、市内全域の家屋現況図の作成と家屋特定調査を行い、課税資料との照合から調査が必要な物件は、より適正な課税を順次実施し、調査内容を反映した家屋現況図を完成させてまいります。
決算成果報告書に基づく報告は以上になります。
続きまして、一般会計決算につきまして御説明を申し上げます。
決算成果報告書に続いて、一般会計決算の詳細について御説明をいたしますので、歳入歳出決算書のほうをお願いいたします。
令和3年度桑名市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の50ページ、51ページをお願いいたします。私からは、歳入のうち一般財源について御説明を申し上げます。
まず、款1.市税についてでございます。令和3年度の市税の収入済額は、右側51ページの真ん中の収入済額の一番上の行でございますけれども、218億1,205万5,644円で、一般会計の総収入額に占める割合は35.3%でございます。なお、市税の収入済額につきましては前年度から6億3,086万円余、率にして2.8%減となったところでございます。
また、市税の調定額は、収入済額のすぐ左でございますけれども、令和3年度は224億4,577万8,666円、これは前年度の調定額と比べ8億2,617万円余の減となります。なお、ここには記載がございませんけれども、収入済額の調定額に対する収納率につきましては現年課税分が99.2%、滞納繰越分は35.3%で、全体では97.2%と前年度と比べ0.8ポイント増加をしております。
次に、市税の不納欠損額は、同じく51ページの収入済額の右隣になりますが、3,709万3,245円で件数は延べ747件でございます。この件数の主な内訳を申し上げますと、差押えなどの滞納処分をすることができる財産がない方が642件、差押え等をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがある方が57件、所在や財産が不明な方が27件でございます。
次に、すぐ右隣の収入未済額は5億9,662万9,777円でございます。
次に、52、53ページをお願いいたします。
中ほどの款2.地方譲与税でございますが、右の53ページの真ん中の収入済額は4億2,105万4,000円で、前年度と比較して683万円余、率にして1.6%の増となっております。これは森林環境譲与税は減少したものの、地方揮発油譲与税及び自動車重量譲与税が増加したことによるものでございます。
次に、款3.利子割交付金の収入済額は1,855万円で、前年度と比較して715万円、率にして27.8%の減となっております。
次に、款4.配当割交付金の収入済額は1億8,350万9,000円で、前年度と比較して6,401万円余、率にして53.6%の増となっております。
次に、54ページ、55ページをお願いいたします。
款5.株式等譲渡所得割交付金の収入済額は1億9,963万6,000円で、前年度と比較して6,960万円余、率にして53.5%の増となっております。
次に、款6.法人事業税交付金の収入済額は2億2,775万5,000円で、前年度と比較して1億1,463万円余、率にして101.3%の増となっております。
次に、款7.地方消費税交付金の収入済額は33億3,450万9,000円で、前年度と比較して2億7,645万円余、率にして9.0%の増となっております。
次に、款8.ゴルフ場利用税交付金の収入済額は4,112万5,682円で、前年度と比較して245万円余、率にして6.3%の増となっております。
次に、款9.環境性能割交付金の収入済額は4,823万7,000円で、前年度と比較して63万円、率にして1.3%の増となっております。
次に、56、57ページをお願いします。
款10.地方特例交付金の収入済額は5億5,794万3,000円で、固定資産税及び都市計画税の軽減措置による減収を補填する新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金がございましたことから、前年度と比較して4億446万円、率にして263.5%の増となっております。
次に、款11.地方交付税の収入済額は58億7,975万5,000円で、前年度と比較して14億772万円余、率にして31.5%の増となっております。右端の備考欄でございますが、この内訳は普通交付税が50億6,301万1,000円で、前年度と比較して13億6,088万円余、率にして36.8%の増であります。
その下の特別交付税が8億1,674万4,000円で、前年度と比較して4,684万円余、率にして6.1%の増でございます。
次に、款12.交通安全対策特別交付金の収入済額は1,561万5,000円で、前年度と比較して73万円余、率にして4.5%の減となっております。
以上、款別の一般財源について御説明をさせていただきました。なお、款2.地方譲与税から款12の交通安全対策特別交付金までは、いずれも調定額どおりの収入をいたしております。
この後、特定財源が続きますので、少しページを進めていただきまして、次に84、85ページをお願いいたします。
款17.財産収入、項1.財産運用収入のうち、目1の財産貸付収入の収入済額7,169万4,876円は、市が持っております土地、建物を貸し付けた収入でございます。
次に、88ページ、89ページをお願いいたします。
項2.財産売払収入のうち、目1の不動産売払収入7,876万9,100円は、合計25件の土地、建物を売り払ったものでございます。
続きまして、90ページ、91ページをお願いいたします。
款19.繰入金、項1.基金繰入金、目1.財政調整基金繰入金でございますが、繰入額はゼロで、前年度と比較して11億2,406万円余の皆減となっております。
次に、94ページ、95ページをお願いいたします。
款20.繰越金につきましては令和2年度からの繰越金でございまして、収入済額のとおり26億3,951万6,384円でございます。
次に、款21.諸収入ですが、項1.延滞金、加算金及び過料、目1.延滞金の収入済額7,088万5,269円は市税の滞納分に係るものでございます。
次の項2.市預金利子の収入済額21万4,151円は、歳計現金に係る受取利息でございます。
次に、少し飛びますが、110ページ、111ページをお願いいたします。
款22.市債、項1.市債の続きでございますが、目8.臨時財政対策債27億1,100万円が一般財源でありまして、普通交付税の振替分として起債が認められたものでございます。
次の目9.減収補てん債でございますが、普通交付税の追加交付などに伴う財源確保により、借入額はゼロとなっております。
最後に、款24.自動車取得税交付金の収入済額6,896円は、税制改正に伴い令和元年9月末をもって自動車取得税は廃止となっておりますものの、その後、錯誤処理に応じて入金があったものでございます。
以上、一般会計の歳入のうち、一般財源の主なものについての説明とさせていただきます。
歳出につきましては、所管する事項について財政課長から御説明をいたしますので、よろしくお願いいたします。
6: 財政課長(栗田義久)
財政課長の栗田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、112、113ページをお願いいたします。
説明は、決算書の右側のページの備考欄に沿って、主な内容を御説明させていただきます。
それでは、まず款1.議会費、項1.議会費、目1.議会費から、右側のページ、備考欄を御覧ください。議員報酬等と一般職給及び会計年度任用職員給につきましては、議員報酬と事務局職員10人分の人件費でございます。
次の本会議・委員会運営費で、一つ目の本会議・委員会運営費は、議員の行政視察に対する費用弁償及び本会議・委員会等の筆耕翻訳料等でございます。
次の議会広報活動費は、市民の皆様に議会情報を提供するための市議会インターネット放映委託料と議会だよりの印刷製本費等でございます。
次の議長活動費は、議長が市議会の代表として会議やイベントへの参加、活動を円滑に行うための経費でございます。
次の議員活動費で、一つ目の議員活動費はタブレット端末の導入に関する経費等で、二つ目は政務活動費でございます。
次の議会図書室運営費は、法令追録費等でございます。
次の一般事務費につきましては、事務消耗品等の経費でございます。
次に、その下、款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、ページを1枚めくっていただきまして、114、115ページをお願いいたします。こちら備考欄の上から三つ目の大項目となります行政情報化事業費のうち、財務会計システム事業費につきましては財務会計システムに要した経費でございます。
その下、一つ飛ばしまして、電子入札システム事業費につきましては電子入札システムに要した経費でございます。
次の大項目となります弁護士法務支援事業費は、弁護士への法律相談等に要した経費でございます。
次の総務事務費につきましては、議案の作成や参考図書の購入など、総務事務に要した経費でございます。
次の契約事務費につきましては、入札監視委員の報酬や入札参加資格共同受付、審査に係る費用等、入札契約事務に要した経費でございます。
この契約事務費から一つの大項目を飛ばしまして、検査事務費につきましては、工事完成実地検査の委託料等、工事検査事務に要した経費でございます。
この検査事務費から四つの大項目を飛ばしまして、債権管理事務費につきましては、税外債権の徴収に伴う事務的経費でございます。
次のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の財務会計システム導入事業費につきましては、新財務会計システムの導入に要した費用と稼働後のシステム利用料でございます。
次に、116、117ページをお願いいたします。
ページの中ほどにございます目3.文書広報費、備考欄、文書費につきましては、郵便料や地区市民センター等への連絡業務委託経費、情報公開・個人情報保護審査会に要する経費などでございます。
次の大項目、行政情報化事業費のうち、例規検索システム事業費につきましては、市例規類集のシステムに要した経費でございます。
その下の統合文書管理システム事業費につきましては、文書管理システムに要した経費でございます。
次の大項目、広報費を飛ばしまして、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費のうち、統合文書管理システム導入事業費は、文書管理システムのデータ移行に要した経費などでございます。
次に、目4.財政管理費の備考欄、財政管理事務費につきましては、予算書及び予算参考資料の作成、公会計財務4表の作成、統一的な基準による財務書類作成支援業務委託のほか、行政改革推進事務に要した経費でございます。
次の行政情報化事業費につきましては、起債管理のためのシステムに要した経費でございます。
次に、118、119ページをお願いいたします。
目5.会計管理費の備考欄、会計管理事務費につきましては、公金収納システムに係る経費など、会計管理事務に要した経費でございます。
次の目6.財産管理費の備考欄、庁舎管理費の施設管理費と、次の施設維持補修費につきましては、市役所本庁舎及び設備の維持管理、修繕に要した経費でございます。
次の車両管理費につきましては、中型バスの運行業務委託、本庁共用車の燃料費や修繕費等の維持管理に要した経費でございます。
次の車両購入費につきましては、公用車の適正管理と、脱炭素社会の実現に向けた取組として、軽の次世代自動車を1台購入した経費でございます。
次の公有財産管理費につきましては、土地の鑑定料、市有地の草刈りなど、普通財産の管理に要した経費、公共施設マネジメントに要した経費や、公有財産台帳システムの保守等業務委託料などでございます。
次の市有建物損害共済等保険料につきましては、市有物件の被害や市民の事故等に備えて、全国市有物件災害共済会及び全国市長会市民総合賠償補償保険料などに要した経費でございます。
次のPCB廃棄物処理事業費につきましては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づき、各施設に保管しているPCB廃棄物の処理を適正に行うため、収集、運搬、処理などに要した経費でございます。
次の基金積立金でございますが、一番上の財政調整基金につきましては、地方財政法の規定に基づく令和2年度剰余金などについて積立てをいたしました。
2番目の減債基金につきましては、将来の起債の償還のための財源として積立てをいたしました。
3番目の地域振興基金につきましては、預金利子を財源として積立てをいたしました。
4番目のふるさと応援基金につきましては、令和3年度のふるさと納税による寄附金等について積立てをいたしました。
少し飛びまして、7番目となります地域福祉基金につきましては、今後の地域福祉の財源として積立てをいたしました。
さらに少し飛びまして、今度は下から5番目となります公共施設整備基金につきましては、今後の公共施設の整備等に要する経費の財源として積立てをいたしました。
そして、一番下の情報システム整備基金につきましては、システム機器の更新に備えるため積立てをいたしました。
続けて、120、121ページをお願いいたします。
こちら備考欄の上から4番目となります新型コロナウイルス感染症緊急対策基金につきましては、新型コロナウイルス感染症対策の財源といたしまして積立てをいたしました。
少し飛びまして、8番目となりますゼロカーボン基金、こちらにつきましては持続可能な脱炭素社会づくりの推進を目的とした取組に要する経費の財源として基金を創設し、積立てをいたしました。
そのほか、各基金の利子収入などを積み立てております。
次に、124、125ページをお願いいたします。
ページの中ほどでございます目12.公平委員会費、備考欄、公平委員会運営費につきましては、委員3人の報酬、団体負担金等、委員会運営に係る経費でございます。
次に、128、129ページをお願いいたします。
目18.諸費、備考欄、自衛官募集事務費につきましては、自衛官募集事務に係る経費でございます。
次の市税過誤納還付金につきましては、市内事業所からの償却資産修正申告に伴う還付金や法人市民税における予定納税を行った法人に係る還付金が主なものでございます。
次に、130、131ページをお願いいたします。
項2.徴税費、目1.税務総務費につきましては、税務関係の業務推進に要した経費で、備考欄、一般職給は税務課職員43人分の人件費でございます。
次の会計年度任用職員給につきましては、短期間任用の者も含め、会計年度任用職員の延べ31人分の人件費でございます。
次の各種団体等負担金は、三重県軽自動車税等事務共同処理協議会及び桑員税務推進協議会等の負担金でございます。
次の三重地方税管理回収機構負担金につきましては、市税の滞納回収に係る機構への分担金でございます。
次の一般事務費につきましては、事務用消耗品等、税務業務全般に必要な一般事務に要した経費でございます。
また、その下の同款・総務管理費・一般管理費から、こちらにつきましては12月補正要求後に人事異動があった職員への期末手当及び勤勉手当支払いのために流用を行ったものでございます。
次に、目2.賦課徴収費の備考欄、賦課事務費のうち固定資産税事務費は、家屋評価システムなどの機器保守管理委託及び土地評価業務や地番図の加除、修正委託等に要した経費でございます。
その下の住民税事務費は、申告の受付事務、給与支払報告書の整理、確定申告書の整理などに要した経費でございます。
その下の諸税事務費は、証明事務及び軽自動車税賦課事務に要した諸経費でございます。
その下の各種団体負担金は、資産評価システム研究センターへの負担金でございます。
その下の家屋現況図作成・家屋特定調査事業費は、先ほど決算成果報告書において総務部長から説明いたしましたとおりでございます。
次の徴収事務費のうち、市税収納事務費は、口座振替及びコンビニ収納手数料等でございます。
その下の市税徴収事務費は、徴収に伴う事務的経費でございます。
次の行政情報化事業費のうち、地方税ポータルシステム事業費は、電子申告や国税との連携のための電算経費でございます。
その下の証明書コンビニ交付サービス事業費は、所得証明書などのコンビニ交付を戸籍・住民登録課と共に行うための経費で、地方公共団体情報システム機構の分担金等でございます。
続けて、132、133ページをお願いいたします。
こちら備考欄の一番上の総合住民情報システム事業費は、全庁で稼働しております総合住民情報系システムのうち、税務課所管のシステム全般に要した委託料及び使用料でございます。
次の項3の戸籍住民基本台帳費は飛ばしまして、その下の項4.選挙費、目1.選挙管理委員会費、備考欄、一般職給につきましては、職員3人分の人件費及び選挙事務従事者の手当などでございます。
次の選挙管理委員会運営費、行政情報化事業費、一般事務費につきましては、選挙管理委員4人の報酬や選挙における住民情報系システムのシステム利用料等でございます。
次に、134、135ページをお願いいたします。
目2.衆議院議員選挙費は、昨年10月に執行した衆議院議員選挙の執行管理に要した経費でございます。
また、備考欄の一番下、同款・同項・知事・県議会議員選挙費へ、こちらにつきましては投開票所送迎タクシー借上料支払いのため、知事・県議会議員選挙費へ流用を行ったものでございます。
次に、その下、目4.知事・県議会議員選挙費は、昨年9月に執行した三重県知事、三重県議会議員補欠選挙の執行管理に要した経費でございます。
また、備考欄の一番下、同款・同項・衆議院議員選挙費から、こちらにつきましては先ほど申し上げましたとおり衆議院議員選挙費から流用を行ったものでございます。
次に、136、137ページをお願いいたします。
項5.統計調査費、目1.統計調査総務費の備考欄、一般職給、続く会計年度任用職員給につきましては職員2人分の人件費でございます。
次の統計事務費につきましては統計事務に係る経費、また桑名市統計協会への補助金でございます。
次に、目2.諸統計費の備考欄、経済センサス費につきましては、経済センサス活動調査に要した経費でございます。
次に、項6.監査委員費、目1.監査委員費の備考欄、特別職給と一般職給につきましては、常勤監査委員1人と事務局職員3人の人件費でございます。
次の監査委員活動費と一般事務費につきましては、監査委員2人の報酬と監査事務に要した経費でございます。
次の会計年度任用職員給につきましては会計年度任用職員1人の人件費でございます。なお、昨年度の監査業務としましては、定期監査、例月現金出納検査、決算審査、財政援助団体の監査を実施いたしました。
次に、ページを進めていただきまして、212、213ページをお願いいたします。
こちら款11.公債費、項1.公債費、目1.元金の備考欄、地方債元金償還金につきましては、令和3年度の定期償還や繰上償還分などでございます。
次に、目2.利子の備考欄、地方債利子につきましては令和3年度の定期償還分でございます。
続けて、214、215ページをお願いいたします。
こちらの備考欄の一番上、一時借入金利子につきましては、一時借入金が発生いたしましたので、その利子を支払ったものでございます。
次に、款12.諸支出金でございます。項1.公営企業会計繰出金、目1.公営企業会計繰出金の備考欄、二つ目の大項目、水道事業会計繰出金につきましては、繰出基準に基づく水道事業会計職員の児童手当に係る一般会計負担分でございます。
次の下水道事業会計繰出金につきましては、地方公営企業の繰出基準に基づき、下水道事業の経営安定化のために繰出しをいたしました。
以上、令和3年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明いたしました。
なお、引き続き財産につきましては会計管理者から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
7: 会計管理者兼
会計管理室長(早川晴美)
会計管理者の早川でございます。
私からは、296ページからの財産に関する調書について御説明いたします。
財産に関する調書では、公有財産と後ろのページの物品、債権、基金の4項目について、決算年度中の増減高と決算年度末現在高を明らかにしております。
それぞれ決算年度中に増減のあったものについて、その主なものを御説明いたします。
296ページの1、公有財産、(1)土地及び建物でございます。一番上の総括の表はその下の1)行政財産と2)普通財産の計が記載されておりますので、1)と2)の表で御説明いたします。
それでは、土地の決算年度中の増減から御説明いたします。
1)行政財産の表の土地の欄を御覧ください。
区分、その他の行政機関のその他の施設の決算年度中増高363.00平方メートルは、上深谷配水場の登録に誤りがあったため、上下水道部から農林水産課へ所管替えをしたことによる増でございます。
次に、区分、公共用財産の学校の決算年度中減高172.00平方メートルは、多度地区小中一貫校整備に伴い買収用地の代替地とするため、多度中小学校の学校用地の一部を公共用の用途廃止により普通財産、その他の土地へ変更したものでございます。併せて、教育総務課から新たな学校づくり課へ所管替えを行っております。
次に、区分、公共用財産の公園の決算年度中増高32.00平方メートルは、多度町力尾地内の公園用地が登載漏れのため訂正したものでございます。
次に、公共用財産のその他の施設の決算年度中増高4,218.30平方メートルの内訳でございます。
うち1,547.00平方メートルは多度町力尾沢地の土地で、土地区画整理事業により換地され、都市整備課が取得しておりますが、誤って土木課所属で登録されていたため、都市整備課へ所管替えを行い、改めて管理用地として訂正したものでございます。
うち2,636.30平方メートルは長島町白鶏に整備いたしました津波避難誘導デッキの用地で、公共用の用途開始により普通財産、宅地から変更し、併せてグリーン資産創造課から防災・危機管理課へ所管替えを行っております。
うち35.00平方メートルは多度町小山の土地で、多度地区小中一貫校整備事業用地として新たな学校づくり課が購入したものでございます。
次に、2)普通財産の表の土地の欄を御覧ください。
区分、宅地の決算年度中増高2,651.60平方メートルの内訳でございます。
うち2,280.60平方メートルはセブンイレブンへ貸付けを行っております多度町1丁目の土地で、地目変更と用途変更を行い、普通財産、その他の土地から変更したものでございます。
うち371.00平方メートルは、土地の地積更正を行った結果でございます。
同じく、宅地の決算年度中減高5,007.82平方メートルの内訳の主なものでございます。
うち2,636.30平方メートルは長島町白鶏の津波避難誘導デッキの用地で、公共用の用途開始により公共用財産、その他の施設へ変更したものでございます。
うち678.33平方メートルは多度町戸津地内の土地と肱江須賀地内の土地で、現況ではそれぞれ水道事業に使用されているため、上下水道部へ所管替えを行ったものと、市道として使用されているため土木課へ所管替えを行ったものでございます。
うち1,693.17平方メートルは、下深谷部地内、三之丸地内、多度町戸津地内、肱江須賀地内の市有地の売却によるものでございます。
次に、区分、山林の決算年度中増高210.00平方メートルは多度町美鹿地内の市有地の山林で、多度開発株式会社に砂利採石のための用地を貸付けするに当たって表示登記を行ったことによる増でございます。
次に、区分、その他の土地の決算年度中増高3,190.76平方メートルの内訳の主なものでございます。
うち172.00平方メートルは、多度地区小・中一貫校整備に伴う代替地提供のため、学校用地の公共用用途廃止により行政財産、公共用財産の学校から変更したものでございます。
うち2,817.15平方メートルは、福岡町地内、東汰上地内、長島町殿名地内、蓮花寺地内、西別所地内、長島町押付地内、今片町地内、芳ケ崎地内、北別所地内、多度町戸津地内、中央町5丁目地内の土地で、それぞれ水路や道路等として機能していないため、公共用の用途廃止による増でございます。
同じく、その他の土地の決算年度中減高5,689.72平方メートルの主なものでございます。
うち2,280.60平方メートルは多度町1丁目の土地で、地目変更と用途変更を行い、普通財産、宅地へ変更したものでございます。
うち2,735.10平方メートルは、先ほど用途廃止による増で御説明した土地のうち、芳ケ崎地内を除いた市有地とそのほか志知地内の市有地、今島地内の市有地、蓮花寺地内の市有地の売却による減でございます。
うち556.00平方メートルは、蓮花寺地内の土地と多度町戸津地内の土地で、現況ではそれぞれ上水道用地としているため、上下水道部へ所管替えを行ったものと、道路用地としているため土木課へ所管替えを行ったものでございます。
続いて、建物の決算年度中の増減について御説明いたします。
1)行政財産の表の建物の欄を御覧ください。
区分、公共用財産のその他の施設の非木造の決算年度中増高18.84平方メートルは、多度山上公園の循環式トイレの新設による増でございます。
次に、2)普通財産の表の建物の欄を御覧ください。
区分、その他の建物の非木造の決算年度中減高729.00平方メートルは、長島町白鶏の津波避難誘導デッキ整備のため、旧伊曽島幼稚園の園舎を取り壊したことによる減でございます。
1、公有財産、(1)土地及び建物の増減の御説明は以上でございます。
続きまして、298ページ、299ページをお願いいたします。
(2)の山林でございます。面積の決算年度中増高210.00平方メートルは、公有財産の普通財産のところで御説明いたしました山林の表示登記を行ったことによる増でございます。立木の推定蓄積量に増減はございません。
次に、(3)の物権の温泉権1件は、多度地内の健康増進施設「神馬の湯」における御泉源を利用する権利で増減はございません。
次に、(4)の無体財産権の商標権1件は、サンファーレの名称、ロゴに係るもので、増減はございません。
次に、(5)有価証券の株券500万円は、旧長島町で取得の長島観光開発株式会社の株券で、増減はございません。
次に、(6)の出資による権利のうち出資金に増減はなく、決算年度末現在高は53億3,361万7,000円でございます。また、出捐金の決算年度中減高87万5,000円でございますが、このうち54万7,000円は、公益財団法人三重県農林水産支援センター出捐金の支援センターにおいて、取崩しが行われたことで桑名市分の出損残高も減少したことによるものでございます。また、32万8,424円は公益財団法人三重県北勢地域地場産業振興センターの出捐金で、財団が令和3年度末で解散したことにより出損残高がゼロ円となったことによるものでございます。出損金の決算年度末現在高は1億4,465万7,000円でございます。
続きまして、302ページへ進めていただきまして、2、物品を御覧ください。
2の物品につきましては、取得価格または評価価格が消費税込みで1件100万円以上の備品を記載しております。決算年度中の増高は、302ページ上から14行目の投票用紙読取集計機1など11品目で計13件の増、また、減高は二つ下の16行目、製本機1など7品目で計12点の減でございます。
続きまして、308ページ、309ページ、3の債権を御覧ください。
ここでは貸付金及び預託金を掲載しております。
まず、住宅新築資金等貸付金の決算年度中減額6,475万4,000円は、貸付金の償還額と不納欠損額を合わせたものでございます。
次の福祉資金貸付金の決算年度中減額2,596万7,000円は、貸付金の償還額と不納欠損額を合わせたものでございます。
次の地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付金の決算年度中増額8,000万円は貸付額でございます。決算年度中減額13億8,913万1,000円は償還額でございます。
次の建設協力預託金は、桑名市民病院と医療法人山本総合病院との統合の際に、職員用立体駐車場賃貸借契約に基づく建設協力預託金を市が引き継いだもので、決算年度中減額の750万円は返還額でございます。
次の保育士修学資金貸付金は、令和3年度から桑名市における質の高い保育士確保のため、資格取得を目指す学生等へ修学資金貸付事業の開始によるもので、244万8,000円は貸付額でございます。
続きまして、312ページ、313ページへ進めていただきまして、4の基金を御覧ください。
こちらは市の一般会計及び特別会計の基金について、決算年度中の増減額、すなわち積立てと取崩しの状況と決算年度末現在高を示しております。
このうち、最後のページの上から六つ目の桑名市ゼロカーボン基金、その下の桑名市子ども応援基金は、令和3年度から新たに設けた基金でございます。これらの基金の新設により、現在基金の総数は32基金となっております。
また、基金の初めのページに戻っていただいて、桑名市財政調整基金における区分、有価証券の決算年度中増高2,000万円は、三重県発行の三重グリーンボンドに2,000万円投資したことによるものでございます。これにより区分、現金の決算年度中減高も2,000万円となっております。
最後に、全ての基金の総額は、前年度末現在高128億6,328万9,000円、決算年度中増高36億5,825万円、決算年度中減高18億3,086万8,000円、令和3年度末現在高は146億9,067万1,000円でございます。
私からの財産に関する説明は以上でございます。
以上、令和3年度一般会計歳入歳出決算について概要を御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
なお、御質問に対する答弁につきましては各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。
8: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
9:
分科会委員(愛敬重之)
総括的なことで、ちょっと質問をしたいと思うんですけれども、先ほど部長からの説明もありましたとおり、地方特例交付金とか地方交付税の普通交付税の増加ということで、ざくっと言うと経常収支比率が下がったということなんですけれども、85.5%ということなんですけれども、そうすると例年の交付税だったらどうなったのかというところと。
それから、決算がいい割に、私が思うに市民がふだん使っているようなところ、例えば道路とか三つのミッションというのがありましたけれども、ちょっと写真を撮ってきたんですけど、ガードレールからこれだけ、大体1メートルから1.5メートルぐらいこういうふうな道路、要は車と車が交差できるはずなのにできないというか、例えばこういうのもそうなんですけれども、養老鉄道のところなんですけど、本来ふだん使われている市民が納得するような決算であるべきだなとは思うんですけれども、その辺をどういうふうに決算として考えているのかなというのを、ちょっとお伺いしたいなというふうには思います。以上です。
10: 分科会長(市野善隆)
決算審査でございますので、令和3年の決算をどのような予算編成で持ったかという視点でも答弁をお願いいたしたいと思います。
11: 財政課長(栗田義久)
財政課の栗田でございます。
愛敬委員から2点御質問をいただきましたので、御回答させていただきます。
まず、一つ目の普通交付税、地方交付税の増額、そういう特殊な事例がなかった場合の経常収支比率という御質問かと思います。実は私どももそういった追加交付がなかった場合、経常収支比率は一体どうなっていたんだろうということで試算をしておりましたので、その試算の状況をちょっと御説明させていただきますと、今回の普通交付税の追加交付分を除き試算しましたところ、経常収支比率は88.2%ということで、昨年度が90.0%となっておりますので、1.8ポイントの改善という状況です。これは例年、約2ポイントとか3ポイントの改善を継続しておりますので、仮にこういった普通交付税の追加交付がなくても例年並みの改善ができておるというふうに考えております。
続いて、2点目の御質問ですけれども、今回の決算の財政状況を踏まえてということで、市民の身近なところの対応ということで御質問をいただいたかと思います。おかげさまで今回の経常収支比率と連動しまして、基金につきましてもこれまでの中で最も多く積めたということで、私どもこの基金の力というのはいわゆる財政の力、財政力というふうにも考えておるんですけれども、こういった財政の力がついてきたということで、これまで身近でありながらなかなか手が届かなかったところにも対応が可能になるのかなというふうに思っております。
実際今回の補正なんかでも、市議会のほうからの緊急要望を受けての部分にはなるんですけれども、児童・生徒の通学路であったりとか、幹線道路なんかの見通しが悪い箇所や通行に支障を来す箇所の除草とか、市民にとっての身近な施設である公園の除草、こういった市民生活に身近なところのかかる費用についても今回補正予算のほうで増額計上をさせていただいております。このように今回財政の力、決算の状況を受けまして、このように蓄えられた財政の力によって、身近な目の前にある課題に対しても対応してまいりたいと、前向きに対処してまいりたいと思っております。
その一方で、財政といたしましては冷静な視点、つまり持続可能な財政という視点も忘れることなく前向きに取り組んでいきたいと。そして、稼ぐ改革、歳入の確保も図りながら、市民の皆様にとっての身近な課題にも取り組んでいきたい、対応していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
12:
分科会委員(愛敬重之)
88.2%ということで、通常的に市の職員の皆様の改善提案というところで努力されているなというのは分かりました。
あと、決算がよくなってきたということなので、今回補正対応していただいた中で、ふだん市民の方が普通に使っているところがこういうような状況ですと、決算がよくなったのに一体どうなったの、というところも見えてくるので、この辺も財政がよくなったという中で絞るばっかりではなくて、これからは少し柔軟な対応を取っていただきたいなというふうには思います。以上です。ありがとうございました。
13: 分科会長(市野善隆)
ほかにございませんか。
14:
分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司です。
私は、経常収支比率がよくなったからどうのこうのということは正直あんまり思わないんですよ。名古屋市でも経常収支比率は100を超えちゃっているんですよね。だけれども、やることはやっていると。
私は何を言いたいかというと、実は今、土木、下水、水道、ちょっと市民の人と一緒に話をしているんですが、これだけ内水排除が、東海豪雨のときは30ミリで対応ということで、あのときは50ミリ降ってあふれて大変だったと。実は、あふれたところを私のほうでも、今まで福島のほうに行っていたのを江場のポンプ場に行くように半分してもらったりとかいろいろしていた。今70ミリ降るとあっちこっちで私のところへ、いっぱい訴えがある。こんなこと初めてなんですよ。
ここでちょっとお聞きするんですが、床上浸水になった人とか伊勢湾台風を経験した人はいますか。いないでしょう。だから、分からないんですよ。床上浸水になるとどういうことになるか。床下浸水でもどういうふうになるかということが、ここで床下浸水を経験したうちはありますか。ないでしょう。だから、役所の人は分からないんですよ。市長をはじめ床下浸水になっていないんですよ。どういうことかということ。
伊勢湾台風を経験しておると、まず水がどれだけ怖いかということが分かるんですよ。この前、3回本当に私も夜中うちらの近所を見回りました。もう道路が冠水しているんですよ。そういうところでいっぱい流されていっています。小規模の2、3件ずつの床下浸水なりしているんですよね。エアコンが浸水するとどうなるか分かりますか。そういうふうになった人はありますか。ここで。だから、あなたたちは、総務部長をはじめとして、貯金ができた、貯金ができたって喜んでいる。そんな自治体は潰れないんですよ。大安町は御存じでしょう。大安町って1回、国のほうから指導が入ったんですよ。でも、潰れていないんですよ。全然。
だから、私は思うのは、これだけ貯金があるんなら、あなたたち分かっているはずですよね。課長も。桑名の報告が行っていないですよ。防災のほうに全然。いろんなところ、私が知っているだけでも防災のほうに報告が行っていないところがあるんです。これが不思議でしようがない。何で私ごときの一兵卒の議員が知っていて、訴えがあって、防災に行っていないか。桑部のほうでもあるんですよ。自宅の窓を全部開けて、自宅に水が入ると床上浸水でも乾かすのが大変なんですよ。乾燥させるの。1回あなたたち経験してみたらどうですか。本当に。
うちもこの前の雨で雨漏りするんですよ。これは個人のうちですからしようがないんですけど、何で2、3件のうちならそうやって放っておかれるのかということですよ。あっちこっちでは起こっている。貯金があるならそれをまず、今、愛敬委員の見せたやつは僕も走っている道路です。あそこも本当に草がぼうぼうで危ないんですよ。だから、何でそういうことを先にやろうとしないのか。あんたたち週に1回でも休みのとき、こんなこと言ってパワハラになるといかんのやけど、桑名市内を見て回っている人がいますか。
じゃ、もうちょっと聞くんですけど、この前大雨が降った。70ミリが降った。そのときの翌日、市内見て回った人がいますか。私はそれが不思議なの。それだけ貯金があるなら、なぜそれをもっと内水排除の面でやってくれないのかということですよ。私はある議員から、もうやめられて亡くなられた議員から聞いていたのが、研司君、桑名は今、経常収支がめちゃめちゃ悪いけど、地面の下には1万札が埋まっているんやぞと。伊勢湾台風のときにどれだけそれをやったかということですよ。だから、今ちょこちょこの2、3件ずつの床下浸水なり床上浸水になったりしておる。そういうところのやつはほったらかしなんですよ。それについてちょっとどういうふうに考えているのか答弁してください。
15: 分科会長(市野善隆)
令和3年度の決算の審査でございますので、総務部として特に財政当局は市民生活をどのように評価をしているかという視点も含めて答弁してください。この後どうするんだということもあったと思います。令和3年度決算を受けて令和5年度でもどのような予算編成をするのかと。特に伊藤委員も言われましたけど、浸水対策、冠水対策なるかと思うんですが、どのようにお考えなのかお示しください。
16: 総務部長(高橋 潔)
伊藤研司委員の御質問ですけれども、当然市民の生活に身近なところは、できる限り生活に支障を来さないような施策を進めていくことが必要であるということは、非常に認識をしておりまして、道路であるとか雨水対策等、ただ、現状ある程度、一定量の雨量に対しての排水機能というのは当然計算をしてということですけれども、一時的に急激な雨にまで今のところ対応ができていないというところで、降り方によっては市内各所でいろいろ御迷惑をおかけしておる、対応が追いついていないというようなところは十分認識はさせていただいておりますので、その辺りは、今後できる限り必要なところには必要な予算をつけていくということでは考えておりますので、よろしく御理解いただきたいというふうに思います。
17:
分科会委員(伊藤研司)
仮屋議員が本会議で質問しましたよね。例えば益世学区のところで内水排除をよくすれば、仮屋議員のところの桑名警察署とかあっちのほうが全部駄目になっちゃうんですよ。分かりますよね。それで前、川口元議員がいた頃は在良のところでやれば馬道が駄目になる。うちらのほうは。うちらのほうをよくすれば江場のほうが駄目になっちゃうってあるんですよ。
というのは、なぜかというと、御存じのように用水というのは先へ行くほど細くなっていますよね。それを全部やろうとする。だから、前の水道の伊藤元部長がこういう答弁をしていますよね。仮屋議員ので。全体を見ながら全体をよくしていくことで考えていますって。じゃ、そのために予算を幾ら使ったんですか。昨年度。令和3年。
18: 財政課長(栗田義久)
申し訳ございません。決算額までは今は把握してございません。
19:
分科会委員(伊藤研司)
把握していないんじゃなくて、あなたのところへ金をどれだけ使ったのかということ。大体幾らぐらい。それで、伊藤元部長が言ったわけですよね。全体を見ながら全体をやっていくと。一点突破だけでは全然できないから、上をやれば下が駄目になっていくからということで、桑名市全体を見据えて内水排除をやっていきますということを本会議で答弁しているわけですよ。私はいつもそれが頭にあるんですよ。全体を見るためには、かなりの予算が必要なわけですよ。実際は。それに幾ら使ったんですか。私が分かっているだけで使っていないでしょう。そのための予算というのは。
20: 分科会長(市野善隆)
ちょっとよろしいですか。例えば総務部のほうから下水道会計、あるいは農林畑のほうへすぐ分かる数字としては下水道事業会計への繰出金、諸支出金がありますよね。17億円。これはおおむねが雨水排水に対するものではないでしょうか。後でも結構でございますので、まだ審査が続きますので、この17億円のうち、雨水対策としてこういった事業に対して一般会計からどれだけの繰出しをしたんだと。後で1回ちょっと整理して御報告をいただけませんでしょうか。伊藤委員、そんな感じでどうでしょうか。
21:
分科会委員(伊藤研司)
いいです。それで、それがどういうふうに雨水排除に用水そのものを改造しているかということですよ。それが知りたいんですよ。私は。排水路の。今、用水が排水路になっているわけですよ。桑名の場合は。ですから、それを抜本的にやっていかないとどうしようもないですよ。
22: 分科会長(市野善隆)
伊藤委員、お気持ちは察するんですが、細かいところになると所管外になりますので、財政的に総務部としてはどのように把握して、どれだけの繰出しをしたかということだけは後ほど御説明いただくということで御理解いただけませんでしょうか。お願いいたします。お気持ちは十分に察します。
ほかにございませんか。ほかの委員の方。決算ですので、例えば成果報告書とか予算書の何ページの何についてというふうにして質問してください。
23:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。よろしくお願いします。
市税の滞納について伺います。まず、決算書の95ページの真ん中ほど、款21.諸収入の右側の備考欄に滞納金とありまして市税の滞納金と言われました。これが何件ほどのものなのかということと、それからこれも131ページの真ん中辺です。右側の備考欄に三重地方税管理回収機構負担金とあります。これは滞納して地方税管理回収機構に回されたのが何件ぐらいなのか。回収できた額を教えてください。
24: 債権管理課長(伊藤彰英)
債権管理課の伊藤です。
御質問いただいたことについて御説明さしあげます。
1点目の滞納税の繰越しの件数なんですけれども、これについては個人の滞納、あと不動産ですと共有の滞納という形の件数がございますので、一概に何件という形で件数報告が難しいところがございます。こちらの件数については、そういった共有と個人も含めた形でどれぐらいの件数なのかというところで御報告をさしあげたいなと思うんですけれども、その件数についてはちょっと詳しく今把握しておりませんので、また後ほど御説明させていただけたらなと思います。
25: 分科会長(市野善隆)
委員会審査中に報告いただけますか。
26: 債権管理課長(伊藤彰英)
分かりました。大体の件数という形になりますので、御理解ください。よろしくお願いいたします。
次の三重地方税管理回収機構への移管の件数なんですけれども、これについては毎年60件を限度に移管させていただいております。ですので、毎年60件を移管させていただいております。
徴収額については、その年ごとによって変わってきます。今年の徴収額なんですけれども、それについては……。
27: 分科会長(市野善隆)
何件で金額を言えますか。
28: 債権管理課長(伊藤彰英)
そうですね。60件は移管しておりますので、60件を移管して大体1億5,000万円程度を第1課のほうで徴収をさせていただいております。第2課のほうについては5,000万円ほど徴収をしておりまして、今年度については全部で2億円ほど徴収をいただいております。
先ほど私60件と申し上げたんですけれども、これについては第1課の徴収の最大限の移管件数が60件です。2課の件数についてもあるんですが、こちらのほうについても大変申し訳ないんですが、今正確な数字を把握しておりませんので、こちらのほうも後で御報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
29: 分科会長(市野善隆)
それが1課と2課でどういうふうに違うのかということも併せて報告いただけますか。
30: 債権管理課長(伊藤彰英)
1課については主に公売を中止した困難案件を徴収しております。2課については主に住民税を中心に徴収をしておりますので、額としては金額の少ないものが2課に行っております。
31: 分科会長(市野善隆)
それに比例して、この回収機構の負担金も決まるということですね。
32: 債権管理課長(伊藤彰英)
そうですね。この回収機構の負担金については、2年前の徴収実績額を基に計算されてきますので、それを基に負担金が決まってきます。
33:
分科会委員(多屋真美)
ありがとうございます。また、後ほど教えてください。
34:
分科会委員(水谷真幸)
関連してそこら辺の徴税に関してお伺いしたいんですけれども、多屋委員と同じようなページのところで、収入未済額に関しては減少しているということで、債権管理機構等を含めてそこら辺の債権回収に関して御尽力されているかと思うんですが、不納欠損額が増加したというのは、その背景としてはどのようなものがあるのか。高齢化とか今回、市税収入が下がっていますので、そこら辺の状況が厳しいというのはあろうかと思うんですが、そこら辺の捉え方、徴税を頑張られていると思うんですけれども、今回、不納欠損額が増加したことに関してそこら辺の捉え方についてを教えてください。
35: 債権管理課長(伊藤彰英)
債権管理課の伊藤です。
まず、不納欠損額の件につきまして、今年度の欠損額を見ると減少をしておるという御報告させていただいておりますが、不納欠損額が仮に増加した場合、私どもとしましても取れない債権、取れる債権というものを十分把握した上で整理していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今後の徴収についても、先ほども申し上げたとおり徴収できる債権、徴収できない債権をしっかり調査の中で見極めて整理していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
36:
分科会委員(水谷真幸)
ちょっと数字を見間違えてしまって申し訳ございませんでした。
同じ債権に関して、これは歳入歳出の決算書の308ページ、309ページになりますけれども、これも教育福祉委員会で聞いたほうがいいのかもしれませんが、地方独立行政法人桑名市総合医療センターからの債権の回収というところで今回13億円ほど返ってきたというところなんですけれども、今回の総合医療センターの決算等を見ましても経営状態が改善してきているということで、これまでなかなか経営状態が安定してきませんでしたけれども、総務部としては、このぐらいの額を今後も継続的に回収していけるというような見込みなのか。そこら辺について教えてください。
37: 財政課長(栗田義久)
財政課、栗田でございます。
この貸付金につきましては、医療センターのほうに転貸という形で市から貸しておるものでございます。医療センターのほうでも経営努力していただいておりますので、この貸付金につきましては今後も転貸という位置づけもございますので、医療センターのほうから、貸したものは返していただくということで、しっかりやっていただけると思っておりますので、よろしくお願いいたします。
38: 分科会長(市野善隆)
ほかにございませんか。
39:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。
決算成果報告書のほうで35ページです。家屋現況図作成・家屋特定調査事業費のほうで城南地区を始められたということですが、城南地区が選ばれた理由がありましたら教えてください。
40: 税務課主幹(歳入・窓口改革担当)(堀田和男)
税務課の堀田です。
最初の年度ということで城南地区を選んだ理由なんですが、比較的市役所に近く、初年度ということで何かあったときにすぐに対応できるようにということと、棟数的に初年度で半年の期間でしたので、対応できる地区ということで城南のほうを選定させていただきました。以上です。
41: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はございませんか。
42: 副分科会長(森下幸泰)
さっきと同じ35ページの家屋の現況図作成なんですけれども、今後の方向性では令和7年度までということになっているんですけれども、初年度城南地区だけで、令和7年度までで全体って本当に終了できる見込みなんですかね。
43: 税務課主幹(歳入・窓口改革担当)(堀田和男)
税務課、堀田です。
計画では全地区を順次行っていくんですが、今年度は深谷地区と七和地区、在良地区、桑部地区を予定しております。また、来年度におきましては中央町周辺の旧市街地、令和6年度は多度・長島地区、令和7年度は大山田地区を予定しております。以上でございます。
44: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。
以上で総務部等所管部門における審査は終了しました。
ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。
(理事者退室)
暫時休憩をさせていただきます。
午後0時00分 休憩
午後1時00分 再開
45: 分科会長(市野善隆)
休憩前に引き続き、決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。
なお、休憩前に行われた多屋委員からの質疑に対し、債権管理課長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
46: 債権管理課長(伊藤彰英)
債権管理課の伊藤です。
多屋委員から御質問をいただいておりました滞納件数及び回収機構2課への移管件数について報告させいただきます。まず、滞納件数につきましては約6,500件ございます。
続きまして、回収機構2課への移管件数については213件になっておりますので、御報告させていただきます。
47: 分科会長(市野善隆)
ありがとうございました。ここで債権管理課長は退室いただきます。
(債権管理課長退室)
なお、伊藤委員からの質疑については現在確認中であり、後ほどとなりますので、御了承をお願いします。
───────────────────────────────────────
○議案第73号
48: 分科会長(市野善隆)
これより市長直轄組織及び市長公室所管部門の審査を行います。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本議案中、市長直轄組織及び市長公室所管部門について、当局に説明を求めます。
49: 統括監兼市長公室長(近藤 正)
ただいま議題となりました議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、防災・危機管理課、政策創造課、市長公室の所管部門につきまして、決算成果報告書と歳入歳出決算書から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。
まず、令和3年度決算成果報告書を用いまして御説明を申し上げます。
それでは、令和3年度の決算成果報告書の16ページをお願いいたします。
項目11の決算成果報告書、主な決算成果報告事業目次をお願いします。
この目次の中から令和3年度の防災・危機管理課、政策創造課及び市長公室所管の主要事業の概要を御説明申し上げます。
それでは、まず市長公室、政策創造課の事業といたしまして、ホームページリニューアル事業費、AI活用型オンデマンドバス導入推進事業費の2事業について御説明を申し上げます。
決算成果報告書の20ページをお願いします。
まず、事業名称、ホームページリニューアル事業費について御説明をいたします。
事業目的といたしましては、平成23年度に前回リニューアルを実施して以降、運用面での不具合や使い勝手の悪さなどが見受けられるようになり、また平成28年4月以降の障害者差別解消法により、総務省通達でアクセシビリティー向上が義務づけられましたが、その基準を満たすことができていませんでした。また、昨今、全世代でスマートフォンの普及、活用がされている中、そうした状況に対応もしておりませんでした。そのため、これらの課題を改善し、よりよいホームページにするため、リニューアルを実施することといたしました。
事業内容につきましては、ホームページリニューアル選定業者により現行ホームページの問題点を洗い出し、要件に沿ったサイト構造、デザインの見直しを行いました。その後データの移行、サイトを構築し、試験を行い、移行をいたしました。リニューアルを実施した後は、職員向けに研修も行っております。
事業成果といたしましては、ホームページリニューアル選定事業者より段階的に移行作業を行うことでスマートフォンへ対応するとともに、障がい者や高齢者にも見やすいアクセシビリティーに準じたホームページを令和4年2月1日に公開することができました。また、リニューアル前に職員への操作研修を実施したことで、見やすく使いやすいホームページの維持が可能となりました。
決算額につきましては、事業費総額は2,723万7,000円を支出し、財源につきましては、ふるさと応援基金繰入金を全額充当しております。
今後の方向性といたしましては、ホームページのクオリティーを維持するため、保守管理委託を行うとともに、アクセス状況調査により、必要に応じて更新を行います。また、適時職員研修を実施してまいります。
次に、決算成果報告書の26ページをお願いいたします。
事業名称、AI活用型オンデマンドバス導入推進事業費について御説明いたします。
事業目的といたしましては、新型コロナウイルス感染症により、人々のライフスタイルや価値観が変化する中、感染リスクをコントロールしつつ、地域住民の移動需要に応える新たな移動手段として、AIを活用した配車やルート検索などの機能を備えたオンデマンドバスの実現可能性を探るため、実証実験を実施するものです。
事業内容につきましては、コミュニティバスの西部南ルートが運行しているエリアの一部において運賃無償での実証実験を約1か月間実施し、将来的にAI活用型オンデマンドバスがコミュニティバスの代替手段となり得るかについて、利便性や事業採算性の観点から検討を行いました。
事業成果といたしましては、約1か月間の実証期間中に延べ995名の方に御乗車いただき、アンケート調査の結果でもおおむね御好評をいただきました。また、DX推進の観点からアプリでの予約を推進いたしましたところ、御利用者の多くが高齢者という中でアプリからの予約率は6割を超える結果となりました。
決算額につきましては事業費合計1,705万3,000円を支出し、その財源といたしましては国支出金といたしまして1,534万8,000円、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金により170万5,000円となっております。
今後の方向性につきましては、地域公共交通の軸は既存の民間公共交通であるという前提の下、本市の移動課題を解決するため、AI活用型オンデマンドバスが有効だと思われる地域においては将来的な実装を想定した検討を継続してまいります。
続きまして、防災・危機管理課の事業については理事から御説明申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
50: 理事(若林直樹)
理事の若林です。よろしくお願いいたします。座ったままで失礼いたします。
私からは、令和3年度決算成果報告書のうち、保存版ハザードマップ作成費について御説明申し上げます。
かなりページが飛びまして、決算成果報告書の93ページを御覧ください。
事業名称、保存版ハザードマップ作成費について御説明いたします。
事業目的でございますが、災害発生時に自分自身や家族の身を守るためには、平常時から自宅や勤務先、親族の家などがどのような自然災害リスクを有しているのか、これを把握、確認することが必要です。今回配付いたしました保存版ハザードマップは、令和2年度に高潮浸水想定区域図が三重県より公表されたこと、また土砂災害警戒区域が前回平成31年3月発行のハザードマップの配付後に新たに指定されるなど、多くの被害想定が追加、更新されてきたことから作成したものです。
事業内容といたしましては、新たにハザードマップを7万部作成し、9月号の広報くわなと同時に全戸配布したほか、公共施設や関係機関をはじめ、庁内の関係部署を通じて要配慮者施設等の福祉施設、企業などにも配付いたしました。
事業成果といたしましては、冒頭に使い方を記載し、風水害時、震災時、それぞれの全体図にて自宅や勤務先などの危険度を視覚的に分かりやすく表示したほか、津波浸水想定区域図のほか、中小河川を含めた河川ごとの浸水想定区域図、最新の土砂災害警戒区域図、新たに公表された高潮浸水想定区域図などを掲載した新たなハザードマップ「命を守るみちしるべ 桑名市防災マップ」を配付し、啓発に努めたというものです。
決算額といたしましては事業費合計327万2,000円で、財源につきましては県支出金といたしまして163万5,000円、ふるさと応援基金繰入金として163万7,000円となっております。
今後の方向性につきましては、引き続き防災マップを地域の防災学習や防災訓練における活用を促すとともに、防災講話で解説するなど、様々な機会を通して活用し、防災啓発を行ってまいります。また、今回で安価に作成、配付できるスキームができましたので、新たな被害想定の公表等に合わせて随時、防災マップの更新を図ってまいります。
決算成果報告書に基づく報告は以上になります。
続きまして、一般会計決算につきまして政策創造課、近藤課長から説明を申し上げます。
51: 政策創造課長(近藤悦史)
政策創造課、近藤でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、令和3年度桑名市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の112、113ページをお願いいたします。
説明は、左側のページの予算科目、款項目を申し上げた後に、右側のページでございます備考欄、こちらに大項目、中項目で事業名称がございますので、こちらに沿って御説明をさせていただきます。
それでは、下段の款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費でございますが、特別職給及び一般職給は、市長、副市長及び一般職員171人分の給料、職員手当、共済費でございます。
次の会計年度任用職員給は、会計年度任用職員の報酬及び給料、職員手当、共済費でございます。
次の功労者等表彰経費は、消防団員等表彰規程などに基づく表彰経費でございます。
次の交際費は、慶弔対応や会費等の経費でございます。
続いて、114、115ページをお願いいたします。
一番上の市長会等負担金は、全国、東海及び県の市長会等の負担金でございます。
次の男女共同参画推進費の男女共同参画推進事業費は、男女共同参画審議会や女性弁護士法律相談、各種講座等の開催経費及び事務費などでございます。
次の行政情報化事業費の二つ目、グループウェアシステム事業費は、グループウエアシステムの利用や職員用パソコンの賃貸借等に要した経費でございます。
一つ飛ばしまして、社会保障・税番号制度システム事業費は、地方公共団体情報システム機構への中間サーバープラットフォーム運用経費の負担金などでございます。
5項目飛びまして、秘書事務費は、自動車の借り上げや事務用消耗品、秘書事務等に係る経費でございます。
2項目飛びまして、SDGs推進事業費の多文化共生推進事業費は、多言語電話通訳サービスの利用などに要した経費でございます。
続いて、一番下、同款・徴税費・徴税総務費へにつきましては、12月補正要求後に人事異動があった職員への期末・勤勉手当支払いのため流用を行ったものでございます。
次に、目2.人事管理費でございますが、退職手当につきましては職員30人分の退職手当金などでございます。内訳は、定年退職者が9人、普通退職者等が21人でございます。
次の職員倫理審査会運営費は、外部委員への報酬でございます。
次の公務災害補償費は、地方公務員災害補償基金への負担金でございます。
次の職員研修費は、職員研修に要した経費でございます。
次の人事管理経費につきましては、御覧の3事業と、次ページ、116、117ページをお願いいたします。一番上にございます二つの事業を合わせまして職員の人事管理等に要した経費となっております。
次のスマート自治体推進事業費は、働き方改革サポート事業の委託経費でございます。
次のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費、なお以降はDX推進事業費と申し上げますが、こちらは人事給与システム等導入時のデータ移行に要する経費でございます。
次に、目3.文書広報費、3項目の広報費の広報活動費は、広報くわな発行に係る経費などでございます。
次のDX推進事業費の二つ目のホームページリニューアル事業費は、さきに御説明いたしましたとおりホームページのリニューアル事業に係る経費でございます。
次に、118、119ページをお願いいたします。
中段の目6.財産管理費、中ほどの基金積立金の5番目、職員退職手当基金は、今後の職員退職手当の財源として積立てをいたしました。
同じく7番目、地域福祉基金は、健康増進施設「神馬の湯」の土地貸付収入の2分の1を今後の地域福祉の財源として積み立てております。
同じく少し飛びまして、文化振興基金は、今後の文化振興事業の財源として積立てをいたしました。
同じくその四つ下の公共施設整備基金は、市民会館「柿安シティホール」のネーミングライツ広告料の2分の1などを今後の施設維持補修の財源として積み立てております。
続いて、120、121ページをお願いいたします。
目7.企画費でございますが、ブランド推進事業費のブランド推進事業費は、桑名ほんぱくの運営支援業務、住吉地区及び七里の渡周辺まちづくり推進事業の経費、忠勝プロジェクトなどでございます。財源は、地方創生推進交付金などを充当しております。
次のブランド推進委員会運営事業費は、ブランド推進委員会の会議開催経費でございます。
次のパブリックリレーション事業費は、首都圏におけるPR事業や桑名フィルムコミッション事業の経費などでございます。財源は、ふるさと応援基金繰入金などを充当しております。
次のふるさと応援寄附推進事業費は、ふるさと納税に係るお礼の品のための報償金のほか、専用サイドの利用料などでございます。財源は、地域振興基金繰入金などを充当しております。
次の一般事務費は、ブランド推進事業の旅費や事務用消耗品などに係る経費でございます。
次の国際化推進事業費の国際交流事業費は、国際化推進検討委員会の開催経費でございます。
次の桑名・員弁広域連合負担金は、構成市町の負担金で総務費分の人件費などに係る経費でございます。
その下一つ項目を飛ばしまして、スマート自治体推進事業費の次世代モビリティサービス推進事業費は、自動運転の実証実験の実施や研究会の開催等に要した経費でございます。
次のAI活用型オンデマンドバス導入推進事業費は、さきに御説明をいたしましたとおり、オンデマンドバス「のるーと桑名」の実証実験に係るシステム及び運行業務の委託料でございます。
次の市民満足度調査事業費は、市民満足度調査の実施に係る郵便料及び委託料でございます。
次の一般事務費は、旅費、消耗品等の事務経費でございます。
次の地方版総合戦略策定事業費(明許繰越分)は、第2期桑名市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に係る委託料などでございます。
次に、目8.情報推進費でございます。行政情報化事業費の情報システム管理費は、庁内システムの安定稼働のためアウトソーシングに要した経費でございます。
次のネットワークシステム管理費は、庁内ネットワークに係る回線の使用や機器の保守及び賃貸借に要した経費、また、セキュリティークラウドの利用に係る三重県への負担金などでございます。
次の情報政策事業費は、オープンガバメント推進協議会の負担金でございます。
次の住民情報システム事業費は、住民情報系システムの利用及び保守等に係る経費でございます。
次の空調設備更新事業費は、サーバー室の空調機器更新に要した経費でございます。
続いて、122、123ページをお願いいたします。
一番上、DX推進事業費のAI等活用推進事業費は、RPA、AI-OCR、汎用申請、テレワーク等の各システムのライセンスやウェブ会議の環境整備等に要した経費でございます。
次の一般事務費は、地方公共団体情報システム機構への加入団体負担金や消耗品などでございます。
次に、目9.交通対策費でございます。ブランド推進事業費の北勢線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく運営支援補助金、北勢線事業運営協議会負担金及び駅舎、駐車場の維持管理費などでございます。
次の公共交通対策費のコミュニティバス運行事業費は、市内8ルートのコミュニティバス運行業務委託料及び日の出橋方面への生活路線バス運行業務委託料などでございます。
次の養老線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく運営支援補助金及び一般社団法人養老線管理機構への負担金などでございます。
次の公共交通感染拡大防止対策促進事業は、新型コロナウイルス感染症対策として公共交通事業者が取り組む費用に対し補助金を交付したものでございます。
次の一般事務費は、地域公共交通会議の開催経費や交通関係の各種期成同盟会の負担金などでございます。
続いて、124、125ページをお願いいたします。
中段の目13.恩給及び退職年金費につきましては、現在の共済制度に移る前に退職した方やその遺族の方に年金給付を行うものでございます。
旧恩給組合条例給付費負担金は、旧多度町、旧長島町の職員であった方に係る三重県市町村職員共済組合への負担金でございます。
次に、目14.市民会館費でございます。3項目めの施設管理運営費は、会館などの維持管理、運営に要した経費でございます。財源は、市民会館使用料、駐車場使用料、使用光熱水費などを充当しております。
次の施設維持補修費の御覧の2事業につきましては、音響設備改修など会館施設の維持管理に要した経費でございます。財源は、合併特例事業債などを充当しております。
ページを進めていただきまして、128、129ページをお願いいたします。
下段の目20.安全対策費でございます。駐車場管理費につきましては、桑名駅、益生駅、多度駅及び長島駅など、駐輪場施設の維持管理に要した経費でございます。
次の放置自転車等対策事業費は、安全な通行の確保及び良好な都市環境の形成を図るため、放置自転車等の撤去、管理業務などに要した経費でございます。
次の地域安全対策費の特殊詐欺根絶関係啓発費につきましては、近年多発している特殊詐欺被害を防止するため、啓発物品の購入など啓発活動に要した経費でございます。
続く犯罪被害者等支援事業費は、啓発物品の購入費及び犯罪被害者への支援活動を推進している公益社団法人三重犯罪被害者総合支援センターへの負担金でございます。
次の交通遺児助成費は、交通事故を起因として両親または父親、母親のいずれかを失い、遺児となった児童・生徒を激励するとともに、健全な育成を図るため助成金などを支給したものでございます。
次の交通安全啓発費は、交通事故の防止に向け市民の交通安全を図るための交通安全教室や交通安全に資する啓発活動等に要した経費でございます。
次の地域安全活動推進費は、安全・安心で公正な地域社会の実現に向けて協議する安全安心推進協議会の開催に要した費用及び生活安全指導員2名が市内全域で行いました防犯パトロールなどに要した経費でございます。
次の地域生活安全対策助成金は、犯罪や事故などを未然に防止するため各種団体と連携を図り、地域安全活動を推進している桑名地域生活安全協会への補助金でございます。
次に、130、131ページをお願いします。
一つ目の防犯灯設置補助金は、自治会が設置した防犯灯の設置費用の一部を補助するものでございます。
次の防犯カメラ設置補助金は、安全・安心なまちづくりのために自治会が設置した防犯カメラの設置費用の一部を補助するものでございます。
次の不当要求行為防止対策費につきましては、不当要求行為防止対策委員会の開催等に要した費用でございます。
ページを進めていただきまして、192、193ページまでお願いいたします。
ページの下段、款9.消防費、項1.消防費、目7.災害対策費でございます。一つ目の避難対策費の備蓄用物資等維持管理費は、アルファ米や乾パンなど備蓄食料の消費期限切れに伴う更新及び災害用の医薬品などの更新に要した経費でございます。
次の備蓄用物資等拡充費は、桑名市備蓄調達基本方針に基づき、保存水や備蓄食料、ミルク、おむつなどの整備に要した経費でございます。
次の保存版ハザードマップ作成費は、さきに御説明いたしましたとおり、新たなハザードマップの作成と配付に要した経費でございます。
次の避難行動要支援者対策費は、避難行動要支援者の状況の確認のための地図システムに要した経費でございます。
次の避難所看板新規製作・建替費につきましては、市内の避難所に設置している避難所看板の更新と建て替え等に要した経費でございます。
次の地域・職員防災力育成費のうち、自主防災組織育成事業費は、自主防災組織の防災活動に必要な資機材等の購入助成に要した経費で45件の助成を行いました。
次の地域・職員訓練教育費は、防災訓練に必要な資機材等の購入と訓練時の事故に対する補償制度の掛金に要した経費でございます。
次の防災関連情報費のうち、防災関連情報伝達費は、全国瞬時警報システム、いわゆるJ-ALERT及びデジタル行政無線やメール配信システムの維持管理等に要した経費でございます。
次の防災関連情報収集費は、衛星電話や災害時有線電話等の利用料及び気象情報の情報収集等に要した経費でございます。
次の広域防災行政無線整備費は、三重県の防災通信ネットワーク再整備負担金でございます。
次の防災施設管理費につきましては、桑名市防災拠点施設及び城南河川防災センターの光熱水費や警備委託料などに要した経費でございます。
次の国土強靱化推進事業費につきましては、津波避難誘導デッキの整備に要した経費でございます。
次に、194、195ページをお願いいたします。
一般事務費は、旅費や消耗品などの経費でございます。
ページを進めていただきまして、204、205ページまでお願いいたします。
一番下、款10.教育費、項5.社会教育費、目3.博物館費、次のページ、206、207ページをお願いいたします。上から二つ目の項目、ブランド推進事業費の特別展示費は、桑名市博物館開館50周年記念特別展「本多忠勝と桑名」及び「やまと絵のしらべ-帆山花乃舎と復古大和絵」の特別企画展開催に要した経費でございます。財源は、
文化事業助成金などを充当しております。
次の資料保存事業費は、染色品の仕立て直し、絵画の染み抜き、3件の博物館資料の修繕に要した経費でございます。財源は、刊行物等売払収入を充当しております。
次の施設管理運営費の一般管理運営費は、博物館収蔵品データ管理システム借り上げなどの事務経費でございます。
次の施設管理費は、清掃や警備委託、建築物等定期点検などの維持管理に要した経費でございます。
次の展示費の常設展示費は、「能ある鷹は
文化を残す-松平定信の
文化史」、「没後20年記念企画展 小林研三 ヨーロッパに魅せられて」などの企画展及び常設展示の開催経費でございます。財源は、
文化芸術振興費補助金などでございます。
次の施設整備費は、2階収蔵庫の空調の入替えに要した経費でございます。財源は、公共施設等適正管理推進事業債などを充当しております。
次のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費のWeb配信推進事業費は、デジタルカメラやパソコンの購入費などでございます。財源は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを充当しております。
次に、208、209ページをお願いします。
目6.
文化振興費、ブランド推進事業費のうち、文化財保護普及費は、イヌナシ自生地保護活動に係る経費、文化財の調査、保存や歴史教室などに要した経費でございます。財源は、
文化振興基金繰入金などでございます。
次の文化財保存事業費は、国指定重要文化財「諸戸家住宅」、旧諸戸氏庭園の大規模改修等に関する補助金や、国指定名勝「旧諸戸氏庭園」の保存活用計画の策定に要した経費などでございます。財源は、史跡等保存整備費補助金などでございます。
次の文化財保存事業費のうち、文化財保護審議会運営費は、審議会運営に要した経費でございます。
次の埋蔵文化財発掘調査費は、99件の発掘調査等を行い、これに要した重機の借り上げや測量等、また多度小山地区の中ノ谷遺跡の発掘調査に要した経費でございます。財源は、遺跡発掘調査負担金などでございます。
次の埋蔵文化財整理所管理運営費は、整理所の管理運営に要した経費でございます。
次の郷土館管理費は、郷土館の管理運営に要した経費でございます。
次の
文化事業開催費は、市民展の運営に係る桑名市
文化協会への委託料などでございます。財源は、
文化振興基金繰入金などを充当しております。
次の文化財総合データ管理システム事業費は、文化財情報を一元的に管理し、公開するための経費でございます。
次の
文化団体育成事業費は、桑名市
文化協会に加入する団体の育成や発表の場である市民芸術
文化祭開催に要した経費でございます。
次の一般事務費は、
文化振興に係る事務に要した経費でございます。
次に、目7.社会教育施設費でございます。施設管理運営費のうち、石取会館施設管理運営費は、石取会館の管理運営に要した経費でございます。
その下、五つ飛びまして、六華苑施設管理運営費は、六華苑の運営委託費でございます。財源は、六華苑使用料などを充当しております。
次の施設維持補修費の六華苑施設維持補修費は、施設内へのWi-Fiの設置工事などに伴う費用でございます。財源は、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金繰入金などを充当しております。
続いて、ページを進めていただきまして、214、215ページまでお願いします。
款12.諸支出金、項1.公営企業会計繰出金、目1.公営企業会計繰出金の一番上の退職手当負担金につきましては、他会計の退職者の退職手当に係る一般会計在職時分の負担金でございます。
以上、令和3年度一般会計決算につきましてその概要を御説明いたしました。
なお、御質問に対する答弁につきましては各担当課長から申し上げます。御審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
52: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
53:
分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司です。
これはどこを見ればいいか分からんかったもんで、ずっと聞いておったんですが、1点ちょっとお聞きしたいんですが、退職者で人数を全然見ていないので、言葉で聞いただけでは9名が定年退職と。31名か32名が一般退職と言われたんだけど、一般退職ってどういう人がそうなったんですか。
54: 分科会長(市野善隆)
決算審査でございますので、できましたら令和3年度の9名、31名ですか。一般退職と定年退職の金額をそれぞれ示していただいて、どういった理由であったかと伊藤研司委員にお答えいただけますでしょうか。
55: 人事課長(亀永まこ)
人事課の亀永です。
退職者なんですけれども、9名が60歳での定年退職です。その後、普通退職などという形で21名なんですけれども、9名が普通退職で早期退職が1名、あと会計年度任用職員と任期付職員が11名。
理由としましては、早期退職は早期退職の募集をして、45歳以上の方で退職されたい方の申出により退職されました。御家庭の都合もあるかと思います。
あと普通退職ですけれども、別の仕事という形で転職された方もいらっしゃいますし、御家庭の事情などで退職された方がいます。以上でございます。
56: 分科会長(市野善隆)
退職別の金額というのは分かりますか。総額、概算で結構ですが。
57: 人事課長(亀永まこ)
総額は、合計額を今ずばり申し上げることができませんので。
58: 分科会長(市野善隆)
後ほど御報告いただけますか。審査中の間にお願いします。伊藤委員よろしいですか。
ほかにありませんか。
59: 副分科会長(森下幸泰)
決算成果報告書のほうの保存版ハザードマップ作成費なんですけれども、先ほど説明の中で安価に作成できるスキームができたということで、それはどういうスキームで安価にできるようになったのかということと、あと、この防災マップを使って地域でいろいろ啓発活動をしていただいていると思うんですけど、今までにどれぐらいの回数そういった啓発活動を行われてきたか教えてください。
60: 分科会長(市野善隆)
令和3年度中の実績も含めて今どういう状況かを答弁してください。
61: 防災・危機管理課長(都築 琢)
防災危機管理の都築です。
まず、なぜ安価にというところなんですけれども、発行の形式が広報くわなの別冊として発行しておりますので、広報くわなをもう1か月分余分に発行するような形態を取りました。そういう形を取ったことにより、別で新たに一からハザードマップを作成する、印刷する、配付するということに比べて、広報を1回余分に発行したという発行形態を取りましたので、安く済んだということになっております。
もう1点、啓発の活動回数については、今、詳細を把握しておりませんので、後ほど回答させていただきます。
62: 分科会長(市野善隆)
じゃ、決算審査中に委員会へ報告いただけますか。お願いいたします。
ほかにありませんか。
63: 副分科会長(森下幸泰)
決算書の121ページの総務費の目7.企画費なんですけれども、需用費がかなりの率で不用額として上がっているんですが、この理由を教えてください。121ページです。
64: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課の水谷です。よろしくお願いします。
一般事務費の残額ということでよろしかったですか。
65: 分科会長(市野善隆)
企画費の需用費の残額やろう。企画費の需用費600万円の予算に対して、執行額が370万円で230万円の不用額が出たと。多いのではないかというような内容です。
66: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。
こちらにつきましては、ふるさと納税の関係の需用費になっておりまして、そちらのほうが最後までどれぐらいの寄附になるかが分からなくて需用費の不用額として残ったということになります。以上です。
67: 分科会長(市野善隆)
ほかの委員の方、ございませんか。
後ほど人事とブランドの数字については御報告いただけますでしょうか。
少しお許しいただいて私から3点ばかり聞きたいんですが、成果報告書のホームページのリニューアル事業に2,700万円ほど使ったんですが、これによってアクセス件数がかなり増えたとか、そういった効果があったんでしょうか。
それから、22ページのパブリックリレーション、首都圏での広告なんですが、特にジュニア・サミットの頃、成果指標的に使うのが、例えば新聞記事にこれだけ出たとか、メディアにこれだけ出たので、事業効果としてこれだけあったんだという数値的、金額的なことも以前は説明を受けたんですが、今は数値化されていないと思うんですけれども、何かそういった数値化されたもので成果報告が見せれるものはあるんでしょうか。
それから、もう一つ人事関係ですが、職員研修費というのがあるんですが、全般の予算執行体制、人事政策として、例えば大山田スマートインターチェンジをやるのに特別の理事を1人設けたりとか担当者を設けたりしておるんですが、地コミのことで言いますと、例えば市としての重要施策と位置づけながら、役所的には令和3年度中に全てまちづくり協議会が結成するとは言っていないと。書いていないわけですから、29地区に。
ところが、あれを見ると一般的には29地区があると。ところが、3分の1ぐらいにしか至っていないと。結構各委員がしゃべられるんですが、職員体制と人の配置が十分でない。もちろん拠点施設がないところもありますので、そういった事情があると思うんですが、この決算をするに当たりどのような工夫をされて進めたのか、ちょっとこの3点だけお願いしたいんですが。
68: 秘書広報課長(稲葉智法)
秘書広報課、稲葉でございます。
2月以降にリニューアルした後ですが、かなりアクセス数が増えております。実はこの理由というのが、職員がリニューアル作業を行う旧のホームページと新のホームページを同時に稼働していることがありますので、実はその理由で非常にアクセス数が増えております。今後、年1回ほどアクセス解析をきちっと行って、どういったページが見られているかということを、もう一度確認して、今後いいホームページにしていくための指標としていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。以上です。
69: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課、水谷です。よろしくお願いします。
以前、広告換算値という形で数字をお示ししておったんですが、統計の数字の取り方が変わりまして、実際数値としましてはプレスリリースを11回出しておるんですが、そのほかで配信をどれぐらいしてもらったかとか、あと、昨年度につきましては魅力みつけびとを高山 都氏というモデルの方にやっていただきまして、桑名の食材を使って新たなレシピを開発していただいて、インスタライブで行ってライブ中継に参加した数であるとか、あと、その後その録画がインスタで流れるということで10万近く見ていただいている。あと、その他にもいろいろ動画を作成していまして、それの再生回数であるとか、あと「ことりっぷ」というウェブマガジンにどれだけページを訪れたかという数で一応検証しております。
70: 分科会長(市野善隆)
広告換算値というものは、過去のようなやつはないわけですね。
71: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
そうですね。今現在ポニーキャニオンというところで委託をしておるわけなんですが、広告換算値は取っていないという状況になっております。以上です。
72: 人事課長(亀永まこ)
人事配置につきましては、各部局のヒアリングなどを実施して全体の配置を行っております。また、自己申告書により職員の意見や諸事情なども考慮しながら、いろいろな職員配置、バランスなどを勘案して配置しているところです。
また、研修につきましても、時代に沿ったキャリアデザイン研修や職員力向上研修という形で、豊かな人間性を育てる研修も取り入れながらやっております。以上です。
73: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)
ブランド推進課の水谷です。
先ほどのインスタライブなんですが、リアルタイムで視聴していただいていたのが1,700人、後日動画再生を見られた方が4万回になります。レシピ動画の公開につきましては、ちょっと近々の数字がないんですが、1,728回の再生となっております。これは6月中頃のデータになります。以上です。
74: 分科会長(市野善隆)
ほかの委員の方、質疑はよろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
以上で質疑が終わりました。なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。
以上で市長直轄組織及び市長公室所管部門における審査は終了しました。
ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。
(理事者入退室)
───────────────────────────────────────
○議案第73号
75: 分科会長(市野善隆)
これより市民環境部所管部門の審査を行います。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本議案中、市民環境部所管部門のうち、まず一般会計歳入歳出決算について、当局に説明を求めます。
76: 市民環境部長(金子洋三)
市民環境部、金子でございます。よろしくお願いいたします。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部の所管部門につきまして御報告申し上げます。
それでは、令和3年度決算成果報告書、主な施策の成果をお願いいたします。
決算成果報告書のうち、私からは埋立最終処分場環境整備事業費について御説明させていただきます。
52ページをお願いいたします。
埋立最終処分場環境整備事業費でございます。決算額は294万2,000円でございます。
まず、事業目的でございますが、桑名市一般廃棄物埋立最終処分場計画書に基づきまして、東汰上地区に設置しております埋立最終処分場に擁壁を設置することで、周辺の道路や田畑への土砂等の流出の危険性を排除して安全で適正な施設管理を継続していこうとするものでございます。
そのため、事業内容にございますとおり、供用開始から30年以上経過している埋立最終処分場について、適正な施設管理の向上を図るとともに、土砂等の収容能力を向上するため、擁壁の設置に向けて詳細設計を行いました。
事業成果といたしましては、先ほど事業内容で御説明させていただきましたとおり、桑名市一般廃棄物埋立最終処分場に擁壁を設置するため、擁壁設置工事の詳細設計を行ったところでございます。
最後に、今後の方向性につきましては、令和3年度に行った詳細設計を基に、令和4年度から令和5年度にかけて擁壁の設置工事を実施してまいりたいと考えております。
以上、令和3年度決算成果報告書のうち、市民環境部の所管部門、主要な施策について御説明申し上げました。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
引き続き市民環境部所管の決算について、主管課長から一括して説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
77: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)
戸籍・住民登録課、寺村でございます。よろしくお願いします。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部の所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。
それでは、令和3年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の118ページ、119ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費、備考欄、基金積立金の下から5番目でございますが、公共施設整備基金3,385万9,346円のうち766万9,000円につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」の今後の整備等に要する経費の財源として、斎場使用料の一部などを本基金へ積み立てたものでございます。
次に、少し飛びまして、126ページ、127ページをお願いいたします。
目15.人権政策費、備考欄、人権政策推進費の各種団体事業費補助金20万円につきましては、同和問題の早期解決のために活動する団体への事業費補助金でございます。
一般事務費57万3,876円は、公用車借上料などのほか、人権政策課業務に必要な事務的経費でございます。
啓発事業費19万8,021円は、同和問題啓発推進協議会などの会議に要した経費が主なものでございます。
次に、人権センター費の施設管理運営費165万2,375円は、人権センターの施設維持管理に要する経費でございます。
啓発事業費292万521円は、各種人権講演会、学習会、人権週間に行う人権フェスタの開催、啓発チラシの作成などの啓発事業に要した経費でございます。
人権相談事業費24万1,200円は、人権相談に要した経費でございます。
各種団体補助金218万2,000円は、行政と地域が一体となり、差別のない明るいまち桑名の実現を目指して、人権啓発を推進する組織として各地区に設立されております地区人権啓発推進会への活動補助金などでございます。
各種団体負担金74万5,900円は、人権擁護委員協議会などへの負担金でございます。
一般事務費6万5,083円は、複合プリンター使用料等の事務費でございます。
次に、PFI事業費の図書館等複合公共施設(人権センター)1,425万5,640円につきましては、くわなメディアライヴ内にあります人権センターの維持管理等に係るPFI事業経費でございます。
次に、132ページ、133ページをお願いいたします。
項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、備考欄、戸籍住民基本台帳事務費1,407万9,398円につきましては、戸籍事務や住民基本台帳事務に係る業務委託費などの事務経費でございます。
次に、行政情報化事業費の証明書コンビニ交付サービス事業費750万4,253円につきましては、コンビニ交付サービスに係るシステム関連委託料負担金などでございます。
総合住民情報システム事業費4,104万4,166円につきましては、住民基本台帳システム、戸籍システムの運用保守業務、電子申請システムの運用などの経費でございます。
次に、個人番号カード交付事業費9,395万8,588円につきましては、個人番号通知書やマイナンバーカードの作成等に伴う事務経費について、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISに対して委任する経費やマイナンバーカードの申請、交付などに要する経費でございます。
次に、一般事務費938万9,501円につきましては、戸籍・住民登録課で使用する事務用消耗品、ファクスや複合プリンターに要する経費及びサテライトオフィスの施設管理経費などでございます。
次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の窓口事務効率化推進事業費7万4,726円につきましては、電子申請システムに要する経費でございます。
なお、この目1.戸籍住民基本台帳費中、翌年度繰越額の欄、節12.委託料の繰越明許費605万円につきましては、3月補正予算で計上いたしました総合住民情報システム事業費のマイナンバーカード所有者の転出転入手続のワンストップ化対応のために住民記録システムの整備を行う委託料で、令和4年度に繰越した上で事業を実施するものでございます。
次に、少し飛びまして、158ページ、159ページをお願いいたします。
款4.衛生費、項1.保健衛生費、目2.予防費、備考欄、動物愛護及び狂犬病予防対策費247万5,283円につきましては、犬猫の不妊去勢手術に係る補助金及び犬の登録、集合注射などに要した経費でございます。
次に、行政情報化事業費の実験登録システム事業費77万6,215円につきましては、実験登録システムの保守管理業務委託料及び機器借上料でございます。
備考欄の一番下、同款・同項・火葬場管理費へ1万3,099円の流用につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」の電気使用料不足につき、支払いのために流用を行ったものでございます。
次に、目3.環境衛生費、備考欄、環境消毒・害虫駆除事業費の67万5,097円につきましては、環境衛生の保全に要した経費で、蚊、ユスリカ、ハエなどの害虫駆除に必要な薬剤の購入費及び消毒機材の修繕費などでございます。
次に、二つ飛ばしまして、公衆浴場助成金30万879円につきましては、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律に基づき、市内の公衆浴場事業者1社に対し、年間水道料金の半額を助成したものでございます。
次に、一つ飛ばしまして、環境審議会運営費5万7,540円につきましては、桑名市環境審議会の開催に要した経費で、委員報酬及び旅費でございます。
次に、広域環境基本計画事業費の環境実践行動計画推進事業費35万2,745円につきましては、アダプトプログラム事業に必要な消耗品や花苗の購入等に要した経費でございます。
次に、桑名・員弁広域連合負担金44万66円につきましては、本市、いなべ市、東員町及び木曽岬町の2市2町で取り組んでいる広域環境基本計画の年次報告書の作成に要した経費で、桑名・員弁広域連合への負担金でございます。
次に、公害対策経費338万9,631円につきましては、良好な生活環境の保全に要した経費で、主に道路の振動・騒音調査、河川、工場排水の水質検査及び大気測定などの業務委託料でございます。
次に、路上喫煙対策事業費71万8,424円につきましては、路上喫煙禁止区域内での路上喫煙やポイ捨ての監視、指導及び喫煙所の清掃業務に要した経費でございます。
1枚めくっていただきまして、160ページ、161ページをお願いいたします。
備考欄の上から2番目の同款・同項・火葬場管理費へ36万6,881円の流用につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」の都市ガス高騰に伴う使用料不足につき、支払いのために流用を行ったものでございます。
目4.火葬場管理費、備考欄、施設管理運営費8,417万3,736円につきましては、桑名市斎場の管理運営に要した経費で、主に施設管理運営費、設備保守管理などの業務委託料、電気、ガスなどの光熱水費及び消耗品費、小破修繕料などでございます。
次に、火葬場施設改修費2,256万1,000円につきましては、桑名市斎場の長寿命化を図るため毎年計画的に維持修繕を行っているもので、令和3年度は人体炉2基などの補修に要した経費でございます。
次に、同款・同項・予防費から1万3,099円の流用につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」の電気使用料不足につき、支払いのために流用を行ったものでございます。
同款・同項・環境衛生費から36万6,881円の流用につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」の都市ガス高騰に伴う使用料不足につき、支払いのために流用を行ったものでございます。
なお、この目4.火葬場管理費中、翌年度繰越額の欄、節12.委託料の繰越明許費98万9,142円につきましては、桑名市斎場「おりづるの森」のガスバーナー保守点検業務を行うための委託料ですが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い部品供給が不足して、令和3年度内の完了が見込めなかったため、令和4年度に繰り越した上で事業を実施するものでございます。
次に、162ページ、163ページをお願いします。
項2.清掃費、目1.清掃総務費、備考欄、桑名広域清掃事業組合負担金8億5,471万4,000円につきましては同組合への負担金でございます。
次に、桑名・員弁広域連合負担金2億6,138万6,297円につきましては、桑名・員弁広域連合への負担金のうち、し尿処理費分の負担金でございます。
次に、ごみ減量・再資源化事業費のごみ減量・再資源化支援事業費48万9,000円につきましては、生ごみ処理機等の購入費補助金でございます。
資源物回収事業費1億5,059万3,907円につきましては、資源物回収業務委託料と資源物回収自治会報償金及び協力金でございます。
次に、不法投棄対策事業費の不法投棄監視事業費113万1,007円につきましては、不法投棄対策等に要した経費でございます。
次に、一般事務費51万3,217円につきましては、事務用消耗品や複合プリンター等の一般事務処理等に要した経費でございます。
次に、目2.塵芥処理費、備考欄、塵芥収集処理事業費の車両整備費110万9,271円につきましては、市が所有する収集車両等の定期整備や修繕等に係る経費でございます。
車両運行費118万4,401円につきましては、市が所有する収集車両等の運行に係る燃料費等の経費でございます。
不燃ごみ収集費2,128万5,000円、粗大ごみ収集費4,208万6,803円、有害ごみ収集費831万969円につきましては、それぞれ不燃ごみ、粗大ごみ、有害ごみの収集、運搬に係る業務委託料等でございます。
一般管理費4億1,637万9,250円につきましては、主に可燃、プラごみの収集、運搬に係る業務委託料、指定ごみ袋の作成費用等でございます。
次に、東汰上埋立最終処分場等事業費ですが、1枚めくっていただきまして164、165ページをお願いします。
施設管理運営費1,179万7,287円につきましては、埋立最終処分場の維持管理等に要した経費でございます。
埋立最終処分場環境整備事業費294万1,400円につきましては、埋立最終処分場に擁壁を設置するための詳細設計業務に係る委託料でございます。
土砂等処分事業費1,295万4,375円につきましては、埋立最終処分場の埋立許容量を確保するために、搬入された廃棄物を処分した委託料でございます。
最後に、塵芥収集処理施設管理費の施設管理費584万2,813円につきましては、清掃センターの施設管理等に要した経費でございます。
以上、市民環境部が所管いたします令和3年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願いいたします。
なお、御質問に対する答弁につきましては各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。
78: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
79:
分科会委員(水谷真幸)
水谷です。
決算書の133ページの証明書コンビニ交付サービス事業費についてですけれども、各種証明書って今役所以外でもいろんなところで取れると思うんですけれども、役所以外でどういったルートで取れたとかというのを、もう一回コンビニ以外でも確認したいのと、その中で、全体で証明書をいろいろ発行していると思うんですけれども、今回の実績で令和3年度中だとどのぐらいコンビニで発行されていらっしゃる方がいるのか。どのぐらいの発行件数が割合としてあるのかについてちょっとお聞かせください。
80: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)
戸籍・住民登録課、寺村です。
まず、コンビニとか役所以外で証明書が取れるところというお話ですけれども、五つの郵便局でも証明書が取れるような形にはなっております。それと、あとマイナンバーカードをお持ちの方についてはスマートフォンをもって住民票の写し、今年の2月からは戸籍の証明が取れるようになっております。
81: 分科会長(市野善隆)
令和3年度中の実績は分かりますか。令和3年度の決算審査でありますので、例えばスマホから何件、窓口何件、コンビニで何件とか、そういう何件というデータはありますか。
82: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)
コンビニ交付の実績ですけれども、1年間で2万2,111件ありました。住民票のほうが1万1,356件、印鑑証明が1万755件ということで、令和2年度は8,138件だったんですけれども、3倍の伸びを見せている状態でございます。
あとスマートフォンの利用ですね。令和3年度の実績が住民票で30件、46枚の交付をいたしております。以上です。
83: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。
84:
分科会委員(南澤幸美)
決算書ですけれども、133ページでマイナンバーカードの交付が何件あったのか。今、桑名市として何%この3月時点でいっておるのかちょっと教えてください。今、一生懸命やってみえますけれども、令和3年度はどれぐらいあったのか。
85: 分科会長(市野善隆)
令和3年度末でどうであったか。もし直近のデータもあれば、直近のデータも併せてお願いできますか。あと何%もお願いいたします。
86: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)
戸籍・住民登録課、寺村です。
マイナンバーカードの交付ですけれども、令和3年度3月末で6万4,053件、交付率としましては45.4%となっています。それで、昨年度から1年間で2万2,935件増えたということで、大体16.4ポイントのアップとなっております。
今現在、最新で8月末の数がありまして、そちらのほうは6万9,261件ということで49.4%となって間もなく50%に近づいている状態でございます。以上です。
87: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
88:
分科会委員(伊藤研司)
猫の避妊みたいなことを言われたんですけど、それで数字じゃなくて全体的なことでもよろしいんでしょうか。
89: 分科会長(市野善隆)
決算書でいきますと159ページの動物愛護関係になると思うんですが、お願いいたします。
90:
分科会委員(伊藤研司)
猫の避妊で、餌やりがうちらの近所とか、それから僕も要望というのか、九華公園で猫にやっているとか、あかんですよと、こうやって書いてあるでしょうって注意したらこうやって投げるんですよ。投げるのはいいでしょうって言われたの。私。
それとか、うちらの御近所でも御近所同士が大げんかするの。猫の子に餌をあげているから。餌やりをしているから。だから、もうちょっと何とかきちんと、特に九華公園でも猫にあげるとかハトに置いたらいかんと。投げるのがいいやろうということでそうやってやる人がいるのね。さっき言った猫のでもいっぱいをお皿に入れてやるのね。だから、そういうことが何とかできないのかということはいいんですか。委員長。
91: 分科会長(市野善隆)
動物愛護に関して、この決算をするに当たって地域とか市民に対してどのように指導したかと。令和3年度の実績を述べていただけませんか。そんな感じでよろしいですね。伊藤委員。
過去においては委員会で三重県の機関に視察したことも記憶をしております。4年ほど前だったんじゃないかなと思うんですが、猫の避妊手術に関して。この決算書でどのように現れているかということを示して、市民に対してどのように餌やり防止の啓発をしているのかということを示しください。お願いします。
92: 環境対策課長兼斎場長(後藤健二)
環境対策課の後藤です。
伊藤委員言われたように九華公園での餌やりの件については報告がなかったもんで、私としても今まで注意した件はございません。
決算に関わりまして去勢とかの件数なんですけれども、飼い主のいない猫の去勢につきまして5件、飼い主のいない猫の不妊治療につきましては15件、飼い猫の去勢につきましては89件、飼い猫の不妊治療につきましては77件の補助申請がございまして補助しておるところでございます。以上です。
93: 分科会長(市野善隆)
特に令和3年度中に桑名市内でそういう相談があって、何か令和3年度中に動物とか鳥に餌をやらないとか、そういった実績はないわけですか。
94: 環境対策課長兼斎場長(後藤健二)
環境対策課、後藤です。
電話は入ってきてはおりました。今でも入ってきて、僕も変わってから入ってきておる事実は確認しておりますが、実際私のところで出向いていくとおらんかったりということで、その現場を押さえたことはございません。
95: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
96:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。よろしくお願いします。
決算書の127ページ、目15.人権政策費のところでお伺いします。右側の備考欄の人権政策推進費の中に各種団体事業費補助金、それからもうちょっと下のほうに各種団体補助金、その下の負担金もですか。これは一体、何団体に支払われているのかということと、そういう団体からは活動報告とかをもらっているという状況なんでしょうか。お願いします。
97: 人権政策課長(糸見智博)
人権政策課の糸見でございます。
私からは、各種団体事業費補助金20万円について御説明させていただきます。
この補助金につきましては、桑名市人権政策課の関係事業補助金等交付要綱に基づきまして、同和問題の早期解決を図るために、団体様の全国集会への参加とか啓発活動、解放運動の推進といった事業に補助金を出させていただいております。令和3年度の実績といたしましては、10万円を2団体ということで交付をさせていただいております。もちろん補助金でございますので、報告はいただいております。以上でございます。
98: 人権センター所長(加藤 斉)
人権センター所長の加藤です。よろしくお願いします。
私からは、その下の各種団体補助金218万2,000円と、そのもう一つ下の各種団体負担金の説明をさせていただきます。
まず、一つ目は218万2,000円ですが、各地区人権啓発推進会というものが市内に20か所ございまして、おおむね小学校区単位で結成されておりまして1団体11万4,000円です。令和3年度につきましては17団体から申請がございましたので、193万8,000円です。
続きまして、二つ目が各地区20地区の団体の連合会の組織である桑名人権啓発推進会連合会への補助金といたしまして3万6,000円。それと、三つ目が桑名地区人権擁護委員会への補助金といたしまして20万8,000円でございます。
続きまして、各種団体補助金ですが、74万5,900円につきましては負担金が二つございまして、一つ目が公益財団法人「反差別・人権研究所みえ」への負担金といたしまして18万円。それと、二つ目が桑名人権擁護委員協議会への負担金といたしまして56万5,900円でございます。いずれの団体につきましても、会計報告、実績報告を翌年度にいただいております。以上です。
99: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
100: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)
戸籍・住民登録課、寺村です。
先ほど水谷委員にお答えしました交付の件数がちょっと誤っていましたので、訂正させていただきます。30件、46枚とお話しさせてもらいましたけど、住民票のほうが37件、54枚です。それと、2月から戸籍の証明の交付、こちらが漏れていましたので、戸籍のほうが32件です。以上で訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。
101: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で一般会計歳入歳出決算に対する質疑を終結いたします。
続きまして、住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について、当局より説明を求めます。
102: 人権政策課長(糸見智博)
人権政策課の糸見でございます。
それでは、238ページ、239ページをお願いいたします。
令和3年度住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算のうち、歳入から御説明申し上げます。
款1.事業収入、項1.事業収入、目1.貸付事業収入のうち節1.貸付金償還金は、調定額6億6,730万3,936円に対しまして収入済額834万1,750円、不納欠損額5,641万2,908円で、収入未済額は6億254万9,278円でございます。
節2の貸付金利子につきましては、調定額1億5,312万8,044円に対しまして収入済額131万9,695円、不納欠損額1,595万8,062円で、収入未済額は1億3,585万287円でございます。
次に、款2.諸収入、項1.雑入、目1.雑入のうち、節1.預金利子としまして収入済額は709円、節2.雑入としまして1,197円でございます。
次に、款3.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、節1.前年度繰越金につきましては1,164万9,170円でございます。
以上、歳入合計の調定額8億3,208万3,056円に対しまして収入済額2,131万2,521円、不納欠損額7,237万970円で、収入未済額は7億3,839万9,565円でございます。
続きまして、240ページ、241ページの歳出について主なものを申し上げます。
款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、一般管理事務費の総額61万8,644円につきましては、住宅新築資金等貸付金の回収に係る償還システムの保守管理委託料及び借上料などの事務的経費に要したものでございます。
次に、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金、地方債元金償還金329万9,253円は、株式会社かんぽ生命保険への起債の借入金で元金の償還に要したものでございます。
次に、目2.利子、地方債利子6万3,622円につきましては、先ほどの借入元金に対する利子の償還でございます。
以上、歳出合計、予算現額2,106万4,000円に対しまして支出済額398万1,519円、不用額が1,708万2,481円となったところでございます。主な不用額の状況につきましては、予備費や事務的経費の執行残でございます。
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出の決算につきまして以上でございます。
103: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
104:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。よろしくお願いします。
現在も返済している方というのは見えるんですか。今現在も返済されている方の件数と、それはいつで終わるのかということ。それから、返済されるであろうという返済見込みの金額と回収不納額というのも上げていますけど、その分をどう処分するのかという今後の見通しについて教えてください。
105: 人権政策課長(糸見智博)
人権政策課、糸見でございます。
現在の件数でございますが、令和3年度末の滞納者の人数は133名、216件でございます。元利合計で約7億3,800万円というようなことでございまして、今後の残額はこの7億3,800万円でございます。
終わりにつきましては、この令和4年度で、個々人が借りてみえる定期の償還の最終を迎えます。時効の期間を仮に申し上げますと10年ということでございますので、滞納が残るようでありましたら、もちろん努力はしていくところでございますが、滞納の期間で申しますと10年は少なくとも継続をさせていただくことになるのかなと。それが一つの節目になるのかなというふうに考えております。以上でございます。
106: 分科会長(市野善隆)
ほかに。
107:
分科会委員(伊藤研司)
住宅新築資金についてどういうことだったのか。過去のことから言うのはまずいですかね。
108: 分科会長(市野善隆)
令和3年度中の決算の審査ですので、こういう過程があってこういった決算審査になったと。そのような感じでできたら質問をお願いしたいと思います。
109:
分科会委員(伊藤研司)
これは同和事業で、今から40年ぐらい前は水がついてびしょびしょだったんですね。そこで、国のほうからうちを建てろと言われて建てたんですね。それで、本来ならば銀行とか郵便局、金融機関が貸すんです。しかし、なぜか知らんけど、行政が間に入ることになっちゃったんです。
過去の議員もそうなんですが、お互いに保証人になり合ってやっているんです。1日に60件、70件が審査で通っているという実態があったんです。私は知っていますから。だから、当時は国のほうでもだんだん金利が上がってきますから。だから、返さなくてもいいという前提であったんですよ。しかし、途中から金利が上がっていかなくなっちゃったもんで返さなきゃいかんということで、国から行政にばんばん返せ返せということがあったと。そういう前提だけ覚えておいてください。以上でございます。
110: 分科会長(市野善隆)
よろしいですか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
それでは、ないようですから以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の意見表明及び意見集約は冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。
以上で市民環境部所管部門における審査は終了しました。ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。
暫時休憩をいたします。
午後2時40分 休憩
午後2時55分 再開
111: 分科会長(市野善隆)
それでは、会議を再開いたします。
これより地域コミュニティ局所管部門の審査を行います。なお、地域コミュニティ局長より欠席したい旨の連絡を受けておりますので、よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○議案第73号
112: 分科会長(市野善隆)
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本議案中、地域コミュニティ局所管部門について、当局に説明を求めます。
113: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(若松 覚)
中村局長が所用で欠席のため、地域コミュニティ課長の若松が御説明申し上げます。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局の所管部門につきまして御説明申し上げます。着座にて失礼いたします。
初めに、令和3年度決算成果報告書の主な事業といたしまして、24ページの地域コミュニティ推進事業費と107ページの国民体育大会開催準備経費について御説明申し上げます。
それでは、まず決算成果報告書の24ページをお願いいたします。
地域コミュニティ推進事業費は、総合計画に掲げます中央集権型から全員参加型の市政に、また、10年後の目指す姿、市民の個性が生かせる地域コミュニティーを実現するため、市民の皆様と共に進める基本戦略として策定されました地域創造プロジェクト案を推進するための事業費でございます。
令和3年度の事業内容といたしましては、令和3年4月からまちづくり協議会条例を執行し、地域運営組織と市との関係性を明確に位置づけ、本格的な組織運営につながるよう側面的な支援を行いました。令和3年度中に設立されたまちづくり協議会には、まちづくり協議会設立調査準備補助金のうち、地域づくり計画策定事業及びまちづくり協議会移行準備事業費を追加交付し、地域運営組織の立ち上げに向け、財政支援を行いました。また、地域住民及び職員に向けて講演会や研修会を開催し、意識の醸成とまちづくり活動の促進を図りました。
次に、事業成果でございますが、まちづくり協議会設立準備組織18地区中、6地区を新たにまちづくり協議会として認定し、令和4年度まちづくり交付金制度開始に向けて令和3年10月にまちづくり交付金交付規則を公布いたしました。また、まちづくり協議会設立調査準備補助金の申請があった16地区に対して補助金を交付し、会議の開催及び試行的なソフト事業の実施により、意識の醸成及びまちづくり協議会形成に向けて機運を高めることにつなげていただいております。
決算額につきましては総事業費1,352万3,000円で、財源といたしましては国庫支出金172万6,000円、その他財源として企業版ふるさと応援寄附金500万円を充当しております。今後も引き続き、まちづくり協議会の形成に向け、地域への情報発信、また、まちづくりの側面的な支援を行うとともに、まちづくり交付金制度の活用について周知を図ってまいりたいと考えております。
次に、107ページをお願いいたします。
国民体育大会開催準備経費につきましては、令和3年度三重県で開催予定であった第76回国民体育大会三重とこわか国体において、本市が会場となっておりました女子ゴルフと武術太極拳競技を円滑に行うために要する経費でございます。
事業内容といたしましては、市実行委員会の総会をはじめとした各種会議を開催し、開催に向けたノベルティーグッズ制作の費用や啓発活動、イベント開催の費用など、開催競技である女子ゴルフ大会の円滑な運営を行うための経費でございます。しかしながら、大変残念ではございましたが、開催直前に新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大により中止となりました。中止決定後は、事業をキャンセルする手続を進め、ゴルフ場借り上げ契約などの契約を変更し、減額処理を行いました。
決算額につきましては総事業費964万7,000円で、財源といたしましては県支出金県補助金803万7,000円、その他財源としてふるさと応援基金161万円を充当しております。第76回国民体育大会三重とこわか国体は残念ながら開催直前に中止となりましたが、議員の皆様には競技会開催に向けて温かい御支援を賜りましたことに心より感謝申し上げます。
続きまして、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。
それでは、お手持ちのタブレットの令和3年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の114ページ、115ページをお願いいたします。
款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄の真ん中、市民相談室運営費60万7,904円につきましては、弁護士、司法書士、交通事故相談員の報償金などでございます。
5行下のPFI事業費、図書館等複合公共施設(地域コミュニティ局等)6,088万9,926円につきましては、地域コミュニティ局などの維持管理等に係るPFI事業費で、次の施設管理運営費128万9,810円につきましては、くわなメディアライヴでの光熱水費や電話代などの施設管理費でございます。
次に、118、119ページをお願いいたします。
目6.財産管理費、基金積立金、下から5行目、公共施設整備基金3,385万9,346円の所管部分につきましては、NTN総合運動公園とヤマモリ体育館のネーミングライツ料の積立てや、まちづくり拠点施設などの新電力効果見合い分、また広告つき情報ディスプレー収入の積立てでございます。
次に、120ページ、121ページをお願いいたします。
一番上のまちづくり応援基金5,009万1,709円につきましては、地域のまちづくり活動の中長期的な財源確保のため、5,000万円と利息分を積み立てたものでございます。
次に、目7.企画費、中段辺りSDGs推進事業費、地域コミュニティ推進事業費1,352万2,940円につきましては、先ほど御説明申し上げたとおりでございます。
次に、122、123ページをお願いいたします。
目10.地区市民センター費、多度地区市民センター費、施設管理費1,645万354円につきましては、多度地区市民センターに係る光熱水費や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などで、次の施設維持補修費325万4,750円につきましては、非常用発電及び空調修繕費、トイレや消防設備修繕費並びに防火シャッター修繕費で、次の車両管理費51万3,879円につきましては公用車の維持管理費でございます。
次に、長島地区市民センター費、施設管理費1,456万4,340円につきましては、長島地区市民センターに係る光熱水費や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などで、次の施設維持補修費174万7,130円につきましては屋上雨漏りやトイレ、消防設備修繕費、次の車両管理費64万9,312円につきましては公用車の維持管理費でございます。
次に、大山田地区市民センター費、施設管理費244万1,132円につきましては、大山田地区市民センターに係る光熱水費、庁舎管理業務委託料、庁舎施設維持補修費、公用車の維持管理費でございます。
次に、目11.まちづくり拠点施設費、1枚めくっていただき、124ページ、125ページ、施設管理費6,171万9,557円につきましては、城東を除きます、まちづくり拠点施設の施設管理や施設維持補修などに要した経費でございます。
次の城東まちづくり拠点施設管理運営代行費812万8,000円につきましては、複合施設はまぐりプラザの城東まちづくり拠点施設部分の指定管理運営代行料でございます。
次に、施設維持補修費109万6,700円につきましては、主なものとしては在良、久米、桑部の各まちづくり拠点施設のトイレ修繕、長島まちづくり拠点施設の揚水ポンプ修繕等でございます。
次に、施設整備費、安全管理対策施設整備事業費132万円につきましては、城南まちづくり拠点施設の窓ガラス飛散防止フィルム施工工事費でございます。
次に、施設整備費850万円につきましては、多度まちづくり拠点施設の屋上防水工事の前払金でございます。
次に、126、127ページをお願いいたします。
目16.多目的ホール費、施設管理運営費609万6,293円につきましては、くわなメディアライヴの多目的ホールの管理運営費で、光熱水費、受付業務の委託料などの諸経費で、次のPFI事業費、図書館等複合公共施設(多目的ホール)2,351万4,748円につきましては、同じく多目的ホール維持管理等に係るPFI事業費でございます。
次に、目17.多目的集会所費、施設管理費309万2,749円につきましては、多度東部多目的集会所と多度北部コミュニティセンター、新西方コミュニティセンターに係る施設管理費で、次の防災コミュニティセンター管理運営費376万9,965円につきましては、長島防災コミュニティセンターの施設管理に係る経費でございます。
次に、128、129ページをお願いいたします。
目18.諸費、自治会経費、自治会活動推進事業費5,624万8,919円につきましては、単位自治会活動運営交付金や小学校区ごとの地区自治会連合会運営交付金、各地区の自治会連合会で実施のふれあいまちづくり推進事業補助金などでございます。
次のコミュニティ支援事業助成金1,390万円につきましては、宝くじの社会貢献広報事業であるコミュニティ支援事業助成金で、一般コミュニティ事業6件でございます。
次に、市民活動推進事業費795万199円につきましては、市民活動団体のまちづくり活動事業への補助やデジタル印刷機の賃借料、市民活動センター管理運営委託事業費でございます。
次に、施設管理運営費、水郷テラス管理運営費47万4,644円は、光熱水費、設備点検委託料などでございます。
次に、目19.パブリックセンター費、施設管理運営費の一般管理運営費230万4,363円につきましては、シルバー人材センター委託料や講座生等募集冊子の印刷等に係る経費で、次の施設管理費518万423円につきましては、パブリックセンターの光熱水費等、管理運営に要した経費でございます。
次に、施設維持補修費122万5,400円につきましては、雨漏り修繕、1階廊下非常照明設備修繕等に要した経費でございます。
次に、ページが飛びまして、194、195ページをお願いいたします。
款10.教育費、項1.教育総務費、目2.事務局費の備考欄下から5行目、財産管理費284万145円のうち、所管部門につきましては旧大和幼稚園及び旧多度西小学校の施設管理費でございます。
次の198、199ページをお願いいたします。
目5.PFI施設管理費の施設管理運営費729万4,214円につきましては、くわなメディアライヴの託児施設、プレイルームの運営費等でございます。
次に、204ページ、205ページをお願いいたします。
項5.社会教育費、目1.社会教育総務費、社会教育委員会運営費11万808円につきましては、社会教育委員の会議等に要した経費でございます。
次の成人式行事開催経費158万1,700円は、本年1月9日、NTNシティホール、ヤマモリ体育館の2会場で行いました成人式に要した経費でございます。
次の生涯学習振興事業費、生涯学習推進事業費234万5,528円は、くわなメディアライヴ2階生涯学習・スポーツ課事務所の光熱水費等でございます。
7行下のブランド推進事業費、講座開設経費532万5,753円につきましては、パブリックセンター及び各まちづくり拠点施設で実施の講座、学級等64講座、うち講座、学級57講座、市民大学7講座に要した経費でございます。
次に、目2.図書館費の図書館協議会経費23万1,820円につきましては、図書館協議会、図書選定委員会、子ども読書活動推進協議会に要した経費で、次に施設管理運営費、一般管理運営費2,631万1,359円につきましては、中央図書館、ふるさと多度文学館、長島輪中図書館3館の図書館情報システムサポート及び機器保守に係る費用や図書購入費等でございます。
施設管理費3,025万3,357円は、市内3図書館の光熱水費等で、施設維持管理経費で次のPFI事業費、図書館等複合公共施設(図書館)3億4,708万3,760円につきましては、中央図書館の管理運営費等に係るPFI事業経費でございます。
次の長島輪中図書館空調改修事業費5,082万円につきましては、長島輪中図書館の空調機改修に要した経費でございます。
次に、206ページ、207ページをお願いいたします。
目4.青少年育成費、青少年健全育成事業費、青少年育成研修費24万2,875円につきましては、あいさつ運動や啓発などの青少年育成活動に係る経費で、次の青少年団体等補助金149万2,766円につきましては、和く輪くウイークエンドへの運営補助金等でございます。
次に、青少年補導関係事業費92万830円につきましては街頭補導に係る経費で、次に、放課後子ども総合プラン事業費、放課後子ども教室開設費62万2,935円につきましては、小学校2校で実施した放課後子ども教室の開設経費でございます。
次に、208ページ、209ページをお願いいたします。
目7.社会教育施設費、施設管理運営費の1段飛ばしまして、スター21施設管理運営費4,318万7,000円につきましては施設の管理運営委託費で、次のながしま遊館施設管理運営費269万7,654円につきましては土地借地料等でございます。
次の長島ふれあい学習館施設管理運営費1,145万863円につきましては、光熱水費、設備点検委託料等でございます。
次の陽だまりの丘生涯学習施設管理運営費2,746万5,000円、コミュニティプラザ施設管理運営費5,263万500円につきましては施設の管理運営委託費でございます。
4行下の生涯学習振興事業費、長島ふれあい学習館教室開設費40万9,857円につきましては、各種教室開設に要した経費でございます。
次の施設管理システム事業費499万3,476円につきましては、
文化スポーツ施設等の公共施設予約申込みシステムの運用サポートに要する経費でございます。
施設管理運営費(明許繰越分)、スター21施設管理運営費518万8,700円につきましては、スター21の空調機改修工事に要した経費でございます。
次に、212ページ、213ページをお願いいたします。
目4.社会体育振興費、スポーツ推進委員活動費164万4,250円につきましては、スポーツ推進員報償費及びニュースポーツの教室、大会に関する経費等で、次にスポーツ推進審議会運営費6万300円につきましては、スポーツ推進審議会に要した経費でございます。
次に、スポーツ大会等運営事業費133万9,070円につきましては市民体育大会等の開催経費で、次に、美し国三重市町対抗駅伝大会費89万5,021円につきましては、2月に開催予定であった美し国三重市町対抗駅伝大会に関する選手のユニホーム費用、委託料等でございます。
次に、体育協会運営費810万4,716円につきましては、市民スポーツの普及のためスポーツ協会が実施する事業に対する運営補助金で、次にスポーツ少年団育成事業費562万5,000円はスポーツ少年団に対する運営補助金でございます。
次に、スポーツイベント関係経費の国民体育大会開催準備経費964万6,953円につきましては、先ほど御説明申し上げたとおりでございます。
次の東京五輪関係経費18万5,641円につきましては、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致委員会の負担金でございます。
一般事務費51万5,252円につきましては、社会体育振興全般に関する事務費及び全国大会等に出場する選手への激励金でございます。
次に、目5.社会体育施設費の施設管理運営費、社会体育施設管理運営費321万6,482円につきましては、社会体育施設の管理運営費でございます。
次に、多度スポーツ施設管理運営費2,922万円につきましては、多度体育センター等の管理運営費でございます。
次の桑名地区・長島地区施設管理運営費2億112万4,000円につきましては、桑名地区及び長島地区のスポーツ施設の管理運営費でございます。
次に、総合運動公園公民連携導入可能性調査事業費(明許繰越分)987万8,000円につきましては、内閣府による補助事業を活用し、令和3年度に桑名市総合運動公園第4工区公民連携導入可能性調査と題しまして、第4工区における体育館プール整備の妥当性の検討、公民連携導入の可能性を調査いたしました。
以上、地域コミュニティ局が所管いたします令和3年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。
114: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
115:
分科会委員(水谷真幸)
水谷です。
結構これは、ばくっとした質問になるんですけれども、
文化スポーツ施設の満足度というのをどうやってはかっているのかなというような疑問があって、昨年度は市民満足度調査もありましたけれども、この質問がいいか分からないですけど、
文化スポーツ施設の満足度とか利用者の方の満足度ってどうやってはかっているのかなという質問なんですけど。
116: 分科会長(市野善隆)
分かりました。それでは、令和3年度の決算でございますので、
文化スポーツ関係事業の満足度に関して何か調査を行ったのか。あるいは質問、意見等の聞き取りを各種団体、例えばスポーツ少年団なんかもあろうかと思いますし、体育協会の関係者、関係団体、そういったことをやったのかと。地域コミュニティ局所管部門では各施設でどのような調査が行われておるのかと。ちょっと各所管といいますか、担当課長から御報告をいただけますでしょうか。
117: 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志)
生涯学習・スポーツ課長、竹尾でございます。よろしくお願いいたします。
今、満足度をどのように図るかということで御質問をいただきました。政策関係のほうでも一応公共施設等に関する満足度というのははかっていただいておりますが、各施設といたしましては御利用者の方から意見箱へ御意見をいただくなどは行っておりますし、利用者に対して直接お聞きするというのは、なかなか機会がないんですが、一応その各施設で行っております講座とか行事でありますとか、そのようなときにはアンケートをいただいておりまして、お声はいただいております。
例えばスポーツイベントでありましたりスポーツ教室でありますと、会の最終のときにはどのような感じですかというのは御意見をいただくような形でペーパーを渡してもらって御意見をいただいております。大体講座におきましては皆さん御希望をされて受ける方が多うございますので、おおむね良好な意見をいただいておりますが、ちょっとその数、回収率がどうとかその辺は委託事業先のほうにお任せしてありますので、御意見は直接ないんですが、おおむねよろしいのかなというふうには思っております。
また、各種大会におきましてもメールとかでいろいろ御意見をいただいております。例えば公共施設につきましては整備状況でちょっと改善を要求とか、そういうのは直接、あなたの声のところへメールでもいただきますし、昨日も多度のほうで多度山のハイキングが市民のスポーツの大会というか、そういうイベントで行われたんですが、そちらのほうでは大変よかったというような形でメールもいただいておる状況です。以上でございます。
118:
分科会委員(水谷真幸)
なかなか満足度というか、はかるのは、いろいろもろもろ制作されて、それはありがたいことだと思うんですけれども、一つの指標として、利用者数とか来館者数というのはダイレクトな満足度の一つの数字なのかなというふうに思っていて、これは図書館も含めてですけれども、図書館の来館者数とか、貸出冊数とか、あと各施設の利用者の状況ですとか、そのトレンドとか、あと先ほどの決算の質問の中でも施設管理システム事業費というところで各施設を予約するシステムだと思うんですけど、その予約数を見ると、どのぐらい利用者とか来館者がいて、というところで分析できるかと思うんですけれども。
各施設の利用状況というか、令和3年度は、前年度コロナがあってちょっと単純な比較はできないですけれども、そのトレンドというか、求められているのかというか、その利用者数が減っているんだったら何かしら施設とかそのサービスに問題があるのかなというふうに考えることもできますけれども、そこら辺の利用者数とか来館者数の推移というか、令和3年度はどうだったのかお聞かせください。
119: 分科会長(市野善隆)
それでは、図書館の令和3年度の決算としてはどうであったかと。対前年ぐらいで答弁いただけますでしょうか。
120: 中央図書館長兼ふるさと多度文学館長兼長島輪中図書館長(平野淳子)
中央図書館の平野でございます。よろしくお願いいたします。
来館者数なんですが、やはりコロナの関係で閉館をしていた時期等もありまして、例年に比べると減ってはいます。ただ、減っておりますが、例えばホームページのブログとか、広報にお薦め本の紹介等をしたりするなど新しい取組もしておりまして、来館者の増嵩には努めております。
中央図書館なんですが、毎年秋に来館者を対象に利用者アンケートを実施しておりまして、今年も秋にまた実施して利用者の方の声を聞く予定でおります。以上でございます。
121:
分科会委員(水谷真幸)
コロナということもあったので、来館者数とか下がっていらっしゃると思います。各スポーツ施設とか
文化施設に関しても同様かなと思いますので、取りあえず質問は以上にしておきたいと思います。
122: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。
123:
分科会委員(満仲正次)
213ページ、最後に説明をいただいた総合運動公園の公民連携導入可能性調査事業ということですけど、これは前聞いたような気もするんだけど、この内容は公表されておるかということを一つお聞きしたいのと、市民プールの件はどういう方向で進めるつもりなのか、もし現時点で分かれば教えてください。
124: 分科会長(市野善隆)
調査の市民向けの公表と今後の展開について説明してください。
125: 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志)
生涯学習・スポーツ課、竹尾でございます。
先ほど御質問いただきました桑名市総合運動公園第4工区公民連携導入可能性調査につきましては、昨年の11月に桑名市議会の全員協議会でも中間報告をさせていただいて、7月中にも全体の報告という形で議会の全員協議会でも御報告をさせていただいたとおりでございます。
そして、一応サウンディング調査をさせていただきまして、市内のプール事業者、それと建設デベロッパーでありましたりとか、大手のスポーツ施設の委託業者にも御意見を賜りましたので、その結果報告としてアンケート調査の報告は概要版を配付させていただいたところです。今後、市民の皆様にも様々なサウンディング調査は桑名市のホームページ等でもほかの調査も公開しておりますので、そちらのほうも載せていく考えで今準備を進めているところです。
そして、今最初に御質問いただいた今後の市民プールについては、ということで御意見をいただいたところなんですが、その調査の結果のときにも申し上げましたが、一応今回の調査はあくまでも第4工区にプールをつくった場合に、民間の建設資金、もしくは運営資金として投入していただける可能性を調査するものでございました。その中では、参入してもいいような御意見もいただいておりますし、このような状況、現時点の経済の状況でありますとなかなか投資は難しいというような御意見もいただいておるところです。
市民プールの老朽化が進んでおりますので、早い段階でどのようなものをどのような形でつくっていくかというのは今後その調査結果を踏まえまして、まとめていきたいというふうに考えております。早い時期でそのような案が立てれるように今後も事業のほうを進めてまいりたいと考えております。
現時点では、いつまでにどのようなものをどういう形でつくるかという発表をするような状況ではありませんので、全員協議会のほうでもお話はさせていただいたと思いますが、早い段階でお話ができたらいいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
126:
分科会委員(満仲正次)
小・中一貫校は一応予定では令和7年4月、ちょっと遅れていますけど。だから、今、第4工区を公民連携でプールの問題も一緒にやりたいという希望を市のほうが持っていても、民間業者がさっき言われたように採算とかいろんな問題あるから、プールの運営を民間会社がやるという方向に、今そういう企業はいないんじゃないかと思うんですけど、それはどうですか。
127: 分科会長(市野善隆)
調査結果を受けてどのようになっているのかというふうで報告してください。
128: 生涯学習・スポーツ課長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長(竹尾基志)
生涯学習・スポーツ課、竹尾でございます。
現時点では、サウンディング調査という形で導入の可能性をお聞きしたところでございます。今後どのような形で建てるか。そのような状況におきまして、民間企業の参入の方法も変わってくるかと思います。まだそこまで具体的なお話は進めておりません。今後計画が決まり次第お伝えしたいと思います。現時点ではちょっと申し訳ございませんが、お答えする状況にありませんので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。以上です。
129:
分科会委員(満仲正次)
この前私が言ったように令和7年4月だもんで、プールがないということになるとプールの学習ができないわけですね。だから、そういう意味で早急に予算を使って公民連携の調査をやっているわけですから、日程的に、計画を立ててすぐできるもんじゃないから、ある程度足並みをそろえて完成できるような方向で事業を考えていただきたいと思います。以上です。
130: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。
131:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。
決算成果報告書の24ページ、地域コミュニティ推進事業費についてもう少し詳しく教えてください。ページの真ん中よりちょっと上に事業内容というのがありまして、その下4行に生活支援コーディネーターというのと、その下の行にコミュニティーワーカーという言葉が出てきます。それぞれ今何人の方が見えるのか。その一番下の行に制度設計及び組織形成に関わるアドバイザリー業務を外部有識者に委託と書いていまして、そういったところがあるのかというのは疑問なので、どういったところがあるのか教えてください。
その下の段の事業成果の真ん中辺、会議の開催及び試行的なソフト事業の実施をされているということなので、この試行的なソフト事業というのはどういったことをされたのかというのを教えてください。以上です。
132: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
地域コミュニティ課の筧といいます。よろしくお願いします。
先ほど多屋委員から御質問があった件についてお答えさせていただきたいと思います。
まず、コミュニティーワーカーがちょっと何人かということなんですけれども、まず社会福祉協議会のほうに事業委託しております人数としましては8名の方に動いてもらっております。回数としましては、まちづくり協議会の施設で行われている会議等の参加をお願いしまして地域の連携の活動に努めてもらっております。あとは、まちづくり拠点施設以外におきましても延べ20回会議のほうに参加してもらっております。
あとアドバイザリー等の業務委託なんですけれども、四日市大学の学長にお願いしております。
133: 分科会長(市野善隆)
多屋委員、よろしいか。何か答弁漏れはありませんか。
134:
分科会委員(多屋真美)
ちょっと質問の半分お答えいただいた感じなので。
135: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
あと事業的なことは何をされているのかという質問が残っておったかと思います。すみません。
各地域によって事業を様々やっていただいておりまして、安全・安心の関係で通学路とか、避難経路のチェックであるとか、ふれあいサロンでありますとか、多世代交流の事業としまして健康ウオーキングなど、あと買物支援であったり、ラジオ体操だとか、いろんな事業を地域で行ってもらっています。以上です。
136:
分科会委員(多屋真美)
あともう一つ、生活支援コーディネーターは何人かという御質問が残っているんですけど、お願いします。
137: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
コミュニティーワーカーと同じ人数になりますので、8名でございます。以上です。
138: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。
139:
分科会委員(水谷真幸)
多屋委員と同じページで24ページの地域コミュニティ推進事業費のところなんですけど、四日市大学の学長にアドバイザリー業務をお願いしたというところで、この事業って結構進めていくのが難しい事業であるとは思うんですけれども、具体的に有識者の方々からどういったアドバイスをいただいたというか、それがどう生かされたとか、そういうのがあったら教えてください。
140: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
地域コミュニティ課の筧です。
令和3年度中には、学長に来ていただいていろいろ教えてもらったとかはないんですけれども、一応中身としましては、まちづくり協議会の立ち上げ方であるとか、必要性であるとか、そういうもろもろのことを地域の支援担当者が研修じゃないですけれども、そういうときに来ていただいて講習をしていただこうと思って組んでいたものであります。
そして、この前なんですけれども、ちょっとそれるかも分からないんですけれども、大山田地区のほうで地区の会議というものがありまして、そこで岩崎学長が地域コミュニティーを新しくつくっていくには、どういうふうにやっていったらいいですかということで、地域の方が学長をお招きして勉強会を開いていたというところに参加をさせていただきました。以上です。
141: 分科会長(市野善隆)
ほかにありませんか。
じゃ、お許しをいただいて1点だけ、先ほどの経費のことなんですが、このアドバイザリー業務を外部有機者に委託と社協に委託しているコミュニティーワーカーですか。これは決算規模でお幾らぐらい払っているわけですか。
142: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
地域コミュニティ課、筧です。
委託金額としまして約255万円になります。以上です。
143: 分科会長(市野善隆)
これは一括して払うんですか。二つに分けて払うの。
144: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
前期と後期に分けて支払いはさせていただいております。
145: 分科会長(市野善隆)
このワーカーとアドバイザリーはトータルで払うわけ。
146: 地域コミュニティ課主幹(自治会担当)(筧 智広)
そうです。
147: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。よろしいでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で質疑を終結いたします。
なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。
以上で地域コミュニティ局所管部門における審査は終了しました。
ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。
(理事者入退室)
───────────────────────────────────────
○議案第73号
148: 分科会長(市野善隆)
それでは、消防本部所管部門の審査を行います。
議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。
本議案中、消防本部所管部門について、当局に説明を求めます。
149: 消防長(杉山伸司)
消防長の杉山でございます。
それでは、議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、私のほうからは消防本部が所管いたします主な事業につきまして、令和3年度決算成果報告書に基づきまして御説明を申し上げます。
消防本部の主な事業といたしましては、86ページから91ページまでの記載のうち、防火水槽改修事業費、消防活動用機器整備費、車両購入費の3事業について成果の概要を御説明申し上げます。
それでは、令和3年度決算成果報告書の86ページをお願いいたします。よろしいでしょうか。
まず、1点目といたしまして、防火水槽改修事業費につきましては市内に設置されております老朽化した露天式防火水槽(プール型)1基を、桑名市消防水利整備計画に基づきまして耐震性のある地下式の防火水槽に改修したものでございます。計画的な整備によりまして災害時に有効な水利を確保していきたいというふうに考えております。
次に、88ページをお願いいたします。
2点目といたしまして、消防活動用機器整備費につきましては、消防用ホース65ミリ15本、40ミリホース40本、空気呼吸器用ボンベ6本、潜水対応のドライスーツ4着を購入させていただいたものでございます。老朽化いたしました資機材を更新配備することによりまして、災害活動時における隊員の安全管理の向上を図るとともに、より適切な活動が可能になったというふうに考えております。
次に、91ページをお願いいたします。
3点目といたしまして、車両購入費につきましては桑名市消防署、長島木曽岬分署に配備しております水槽付消防ポンプ自動車1台を更新したものでございます。この車両は火災等の覚知と同時に出動する第一線車両で使用頻度も高く、平成11年度登録から21年を経過しましたことから、消防本部の車両整備計画に基づきまして購入させていただいたものでございます。時代に応じた最新の車両を計画的に配備することにより、万全の体制を整え、市民の皆様へさらなる安全・安心を提供できるものというふうに考えております。
以上3点につきまして、令和3年度における消防本部の主な事業成果について御説明をいたしました。
その他詳細につきましては、消防本部総務課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。以上です。
150: 消防本部総務課長(中平道治)
消防本部総務課の中平でございます。よろしくお願いいたします。
引き続き私のほうからは、令和3年度桑名市一般会計歳入歳出決算のうち、消防本部の所管いたします事項について、決算書を基に順次御説明させていただきます。
それでは、令和3年度桑名市一般会計・特別会計歳入歳出決算書の186ページ、187ページをお願い申し上げます。よろしかったでしょうか。
款9.消防費、項1.消防費、目1.常備消防費から御説明させていただきます。
常備消防費の令和3年度決算は、予算現額17億4,632万円に対しまして支出済額が16億8,704万6,555円、翌年度繰越額が1,129万7,180円で4,797万6,265円を不用額といたしました。前年度支出済額と比較いたしまして2億7,127万3,888円の減額となっております。主な減額の事由といたしましては、前年度に2台の車両更新があったことによる差額の減額でございます。
備考欄の一般職給13億6,173万8,212円につきましては、本部職員79名、桑名市消防署38名、西分署13名、大山田分署23名、多度分署14名の計167名分の人件費でございます。
次に、退職手当9,695万8,599円につきましては、8名分の退職手当を消防本部、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、会計年度任用職員給98万9,456円につきましては、予防課事務補助1名分の報酬等でございます。
次に、消防施設管理費5,302万1,617円のうち、庁舎管理費3,647万6,569円につきましては、消防本部を含めます桑名市消防署、西分署、大山田分署、多度分署の光熱水費、通信費、清掃業務委託費などの管理経費でございます。
次の車両管理費1,654万5,048円につきましては、消防本部9台、桑名市消防署10台、西分署4台、大山田分署5台、多度分署5台、計33台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費でございます。
次に、消防施設維持補修費の消火栓・防火水槽維持補修費287万1,666円につきましては、市内の消火栓及び防火水槽の補修や修繕等、消防水利施設の維持管理経費でございます。
次に、消防長から1点目に説明のありました消防施設整備事業費の防火水槽改修事業費1,347万1,700円につきましては、露天式防火水槽1基を地下式の耐震性防火水槽へ改修した費用でございます。なお、財源として緊急防災・減災事業債1,340万円を充当いたしております。
次に、一般管理費3,655万3,510円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署職員の貸与被服費663万6,012円、次の消防関係経費497万4,649円につきましては、消防業務関係の物品購入や消防資機材の点検料等の経費、次の救助業務関係の各種経費であります救助関係経費65万5,310円、救急業務関係の医療材料をはじめとした物品購入費等の業務経費であります救急関係経費856万8,591円、救急救命士養成に関します実習費用や研修負担金の救急救命士関係経費592万7,321円、県消防学校、消防大学校等での職員研修に係る費用及び各種資格取得に係る費用を負担する職員研修費445万7,663円、健康診断、インフルエンザワクチン接種及び寝具借上料であります職員健康管理費533万3,964円でございます。
なお、職員研修費につきましては、職員の専門知識の習得や能力向上のため、消防大学校の査察業務マネジメントコースへ1名、女性活躍推進コースへ1名入校、三重県消防学校には初任科、救急科、救急課程へ6名のほか、9課程13名が入校、その他はしご車などの大型自動車の運転に必要な大型免許の取得、水難救助出場時のボート操縦に必要な2級船舶免許など、資格取得に係る講習等を受講したものでございます。
また、健康管理費、職員健康管理費につきましては、延べ212名が健康診断を受診し、6名がB型肝炎抗体検査、153名がインフルエンザワクチンを接種しております。
次に、県防災航空隊派遣費517万7,000円につきましては、県内29市町で構成される三重県防災ヘリコプター連絡協議会への負担金でございます。なお、本市消防本部からも2名派遣しており、その経費につきましては同協議会から歳入をいたしております。
次に、全国消防長会等関係経費62万3,200円につきましては、全国消防長会、三重県消防長会及び全国消防協会への負担金等でございます。
次に、消防指令センター事業費4,655万1,059円につきましては、四日市市及び三重郡菰野町と共同運用しております三重北消防指令センターを運営する四日市市、桑名市及び三重郡菰野町消防通信指令事務協議会への通信機器の保守点検料及び負担金等でございます。支援情報システム消耗品として33万3,580円、保守管理委託料として287万9,800円、支援情報システムパソコン、プリンターのリース料348万2,679円、消防通信指令事務協議会への指令センター施設の維持管理の負担金として3,985万5,000円でございます。
次の消防救急デジタル無線整備事業費801万7,475円につきましては、県域を1ブロックとして、三重県と県内29市町が共同で整備いたしました消防救急デジタル無線共通波に係る整備維持管理負担金788万9,435円を負担金として三重県市町総合事務組合へ支出したものでございます。
また、単独費用として、共通波の基地局を大山田分署に整備し、非常用発電機を設置しておりますことから、非常用発電機電気保安委託料といたしまして12万8,040円を支出させていただきました。
次に、加入団体負担金56万7,000円でございますが、これは三重県防災行政無線運営協議会への負担金と三重県安全運転管理協議会への加入負担金及び三重県内高速道路消防連絡協議会に対します負担金でございます。
次に、消防水利施設整備事業費1,937万6,262円につきましては、消防水利維持のため、経年劣化いたしました消火栓の取替え工事6基と水道管布設替えに伴います移設工事7基、下水道コストキャップ事業に伴います移設工事9基を行いました。なお、財源として防災対策事業債1,450万円を充当いたしております。
次に、消防長から2点目に説明のありました消防活動用機器整備費332万900円でございますが、この事業におきまして消防用ホース、空気呼吸器用ボンベ、潜水隊が使用いたしますドライスーツを購入させていただきました。
まず、火災訓練等において使用いたします消防用ホースの破損、摩耗等が激しいため55本を購入させていただきました。次に、空気呼吸器用ボンベは、火災現場等有害環境下において活動する消防隊員を守る機材であり、ボンベの耐用年数である15年を超えることから6本を購入させていただきました。また、潜水隊員が使用いたしますドライスーツ4着が使用に耐えなくなりましたことから購入させていただきました。なお、財源として、いなべ市、東員町、木曽岬町からの受託事業負担金118万2,000円を充当いたしております。
次に、消防庁舎等再編整備推進事業費809万2,047円のうち、消防庁舎等再編整備事業者選定委員会事業費7万6,787円につきましては、令和3年度に実施しました選定委員会の経費でございます。
次の消防庁舎等再編整備アドバイザリー業務実施事業費695万2,440円につきましてはアドバイザリー契約料でございます。
次のページ、188ページ、189ページをお願いいたします。
次の消防庁舎等再編整備推進事業費106万2,820円につきましては、不動産鑑定業務委託料でございます。
次に、消防車両積載装備整備事業費の泡消火薬剤更新事業費1,345万9,380円につきましては、桑名市消防署、大山田分署に配備しております化学車等に搭載されている泡消火薬剤の廃棄及び更新費用でございます。なお、財源としまして、石油貯蔵施設立地対策等交付金282万4,000円を充当いたしております。
次に、一般事務費274万1,156円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署、多度分署等事務用消耗品費、複合プリンター使用料など一般事務経費でございます。
次に、公債費1,351万6,316円につきましては、多度分署施設建設時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。
以上が常備消防費でございます。
これより目2.長島木曽岬分署消防費から目4.いなべ消防署消防費までは、先ほどの常備消防費と事務内容がほぼ同様でございますので、主な事項のみ報告させていただきます。
まず、目2.長島木曽岬分署消防費につきまして御説明申し上げます。
令和3年度決算は予算現額2億7,393万円に対しまして支出済額2億6,755万6,119円、637万3,881円を不用といたしました。前年度支出済額と比較して4,047万6,976円の増額となっております。備考欄、一般職給1億7,996万2,685円につきましては職員23名分の人件費でございます。
次に、退職手当2,078万7,888円につきましては、8名分の退職手当を長島木曽岬分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設管理費633万9,300円のうち、車両管理費302万6,425円につきましては、長島木曽岬分署6台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費でございます。
次に、消防長から3点目に説明のありました消防施設整備事業費の車両購入費5,424万1,962円につきましては、長島木曽岬分署配備の水槽付消防ポンプ自動車1台の購入経費でございます。なお、財源として木曽岬町からの受託事業負担金1,588万8,000円を充当いたしております。
次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の人事給与システム等導入事業費1万9,140円につきましては、人事給与システム等導入事業経費でございます。
次に、公債費316万4,076円につきましては、分署配備の車両購入時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。
続きまして、目3.東員消防署消防費につきまして御説明申し上げます。
令和3年度決算は、予算現額2億2,367万1,000円に対しまして支出済額2億1,673万1,361円で693万9,639円を不用といたしました。前年度支出済額と比較して6,730万3,077円の減額となっております。備考欄、一般職給1億9,506万5,173円につきましては、職員23名分の人件費でございます。
次に、退職手当761万5,976円につきましては、8名分の退職手当を東員消防署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設管理費548万6,239円のうち、車両管理費221万6,032円につきましては、東員消防署6台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費でございます。
次に、消防車両積載装備整備事業費の泡消火薬剤更新事業費503万300円につきましては、常備消防費で説明させていただいたのと同様に、東員消防署に配備しております化学車等に搭載されている泡消火薬剤の廃棄及び更新費用でございます。
次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の人事給与システム等導入事業費2万20円につきましては、長島木曽岬分署消防費で説明させていただいたのと同様に、人事給与システム等導入事業経費でございます。
次のページ、190ページ、191ページをお願いいたします。
続きまして、目4.いなべ消防署消防費でございますが、令和3年度決算は予算現額4億7,704万4,000円に対しまして支出済額4億6,500万2,577円で1,204万1,423円を不用といたしました。前年度支出済額と比較して1,279万4,932円の増額となっております。備考欄、一般職給3億7,871万7,765円につきましては、いなべ消防署職員23名、いなべ消防署北分署職員23名、計46名分の人件費でございます。
次に、退職手当1,916万1,308円につきましては、8名分の退職手当をいなべ消防署及び北分署の在籍月数で案分した金額でございます。
次に、消防施設管理費1,617万5,766円のうち、車両管理費818万7,071円につきましては、いなべ消防署7台、いなべ消防署北分署6台の計13台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費でございます。
次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費185万9,000円につきましては、いなべ消防署、北分署の排水桝を修繕した費用でございます。
次に、消防施設整備事業費の車両購入費3,921万1,448円につきましては、北分署配備の消防ポンプ自動車1台の購入経費でございます。
次に、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進事業費の人事給与システム等導入事業費4万150円につきましては、長島木曽岬分署消防費、東員消防署消防費で説明させていただいたのと同様に、人事給与システム等導入事業経費でございます。
次に、消防車両積載装備整備事業費の泡消火薬剤更新事業費111万5,400円につきましては、常備消防費、東員消防署消防費で説明させていただいたのと同様に、いなべ消防署及び北分署に配備しております消防車両に積載されている泡消火薬剤の廃棄及び更新費用でございます。
次に、公債費174万2,540円につきましては、いなべ消防署訓練棟建設時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。
以上がいなべ消防署消防費でございます。
続きまして、目5.非常備消防費でございます。令和3年度決算は、予算現額9,140万8,000円に対しまして支出済額7,345万3,777円で1,795万4,223円を不用といたしました。前年度支出済額と比較して130万8,452円の減額となっております。備考欄、消防団活動費3,803万8,267円につきましては、消防団員報酬2,590万8,920円及び火災、水害、あるいは訓練等出場時の費用弁償1,041万8,000円等でございます。
次に、団員退職報償費908万8,000円につきましては、条例に基づき5年以上在籍し、退団した消防団員に退職報償金を支給いたしました。令和3年度は桑名方面団8名、多度方面団11名、長島方面団9名、女性消防団1名、合計29名に支給いたしました。
次に、分団施設管理費695万6,128円につきましては、市内に26棟ございます各分団の車庫兼詰所の管理費である車庫管理費376万9,935円と、28台ございます分団の消防車両の維持管理経費である車両管理費318万6,193円でございます。
次の一般管理費111万2,790円につきましては、次のページ、192ページ、193ページをお願いいたします。消防団員の貸与被服費104万7,640円、団員研修費6万5,150円でございます。
次に、出初め式関係経費1万1,011円につきましては、本年1月9日、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえました規模縮小による開催となりました出初式の消耗品等購入費でございます。
次に、消防操法大会関係経費59万4,310円につきましては、令和3年度に予定しておりました操法大会が令和3年5月17日に中止となりましたことから、それまでに実施しておりました訓練への費用弁償と資機材の購入経費でございます。
次に、消防施設整備費補助金18万7,611円につきましては、自治会が管理する防火水槽等の修繕費用に対する補助金でございます。
次に、負担金1,746万5,660円のうち、消防団員等公務災害補償等共済基金1,686万4,660円につきましては、消防団員等公務災害補償及び消防団員退職報償金に係る共済掛金を消防団員等公務災害補償等共済基金に支払ったものでございます。
次に、加入団体負担金60万1,000円につきましては、三重県消防協会北勢支会への負担金でございます。
以上が非常備消防費でございます。
以上、消防費のうち消防本部の所管する事項について御説明申し上げました。よろしくお願いいたします。
151: 分科会長(市野善隆)
以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
152:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。よろしくお願いします。
決算成果報告書の89ページ、消防庁舎等再編整備アドバイザリー業務実施事業費です。消防庁舎等再編整備をするに当たっては、一番は消防機能が向上する、充実するということだと思うんですけれども、この民間事業者選定になったところで消防の方たちの御意見とか、要望とか、そういったものを取り入れて、そして随時その進捗状況など確認できるようなものになっているんでしょうかという質問です。
153: 消防本部消防次長(高台移転担当)兼消防本部総務課(政策・消防団担当)(井上智博)
消防次長の井上です。
アドバイザリー業務実施事業費695万2,440円につきましてはアドバイザリー契約料ということで、主にプロポーザルの募集要項の作成、それから仕様書の作成をアドバイザリーの方と一緒にやらせていただきました。消防本部をはじめ地域コミュニティ課、様々な会議を何回も重ねまして、それぞれの所管の意見も入れていただいて、令和3年11月30日に募集要項に従いまして公募したところでございます。以上でございます。
154: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
155:
分科会委員(水谷真幸)
水谷です。
決算成果報告書の87ページ、消火栓整備費についてなんですけど、去年も聞いたような気がするんですけれども、予算現額の3,700万円余に対して決算額が1,900万円余というところで、その事業進捗が100%いかないのかなというところはあるんですけれども、これはうまく進まなかったのか。やってみたら意外にそんなに改修が必要なかったのかという、この決算に対しての捉え方を教えてください。
156: 消防本部総務課長(中平道治)
消防本部総務課、中平でございます。
こちらのほうは消防都合によります工事につきましては予算額どおり、この予算の中では3種類ありまして、消防都合のものと上下水道部による布設替工事、そしてもう一つが下水道事業によるコストキャップ事業の三つの中で一つの事業としてやっているんですけれども、消防都合に関しましてはおおむね予算どおり達しておりまして、コストキャップにつきましてもおおむね予算どおり、ちょっとこちらでは把握はできていないけど、布設替えの工事が進んでいないということでこれだけの減額になったところでございます。よろしくお願いします。
157: 分科会長(市野善隆)
ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
ないようですから、以上で質疑を終結いたします。
ここで答弁が保留となっている財政、人事、防災・危機管理課長、そして地域コミュニティ課のほうからは答弁の修正をしたいということでございますので、各担当課長に入室していただきます。
(理事者入室)
それでは、まず財政課長からお願いいたします。
158: 財政課長(栗田義久)
財政課長の栗田でございます。よろしくお願いいたします。
令和3年度決算における下水道事業会計への繰出金のうち、雨水処理に要した経費について回答をさせていただきます。下水道事業会計の繰出金として、令和3年度決算では17億円を繰り出しております。そのうち雨水処理に要した経費としましては、ポンプ場や管路の維持管理に要した費用の財源として2億4,035万2,709円を、ポンプ場や管路の整備に要した費用の元利償還金の財源として4億809万9,560円を、当年度の雨水処理施設の建設改良費として6,040万6,219円を繰り出しております。以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。
159: 人事課長(亀永まこ)
人事課の亀永です。
人事管理費の退職手当の内訳なんですけれども、定年退職と早期退職を合わせまして2億2,000万円ほど、普通退職で1,000万円ほど、その他で600万円ほどで、合計として2億4,000万円を支出しました。以上です。
160: 防災・危機管理課長(都築 琢)
防災・危機管理課の都築です。
御質問いただいておりました防災マップの解説の回数なんですけれども、純粋に防災マップを解説させていただいたのが令和3年度は5回、延べ約260人程度の方に参加いただいております。また、このほかにも、自主防災訓練でまずは御自宅の災害リスクを把握していただきますように防災訓練の際にお願いしているほか、また避難確保計画の作成の際にも、このマップを見ていただいて御自身の施設の場所などのリスクをまず把握していただくということでお使いいただいているという形になります。なお、令和4年度につきましては、防災マップの使い方の講話につきまして3回実施しておりまして、今月また1回予定をしておるというような状況でございます。以上です。
161: 分科会長(市野善隆)
地域コミュニティ課長から訂正の申出がありましたので、これを許可いたします。
162: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(若松 覚)
地域コミュニティ課の若松です。
先ほどの決算成果報告書の地域コミュニティ推進事業費の中で、予算の部分でコミュニティーワーカーとアドバイザリー業務をちょっと混同してお伝えしたかも分かりませんので、訂正させていただきます。
コミュニティーワーカーの部分につきましては、社協のほうに254万6,296円で契約しております。アドバイザリー業務につきましては四日市大学の岩崎学長と契約しておるんですが、令和3年度はコロナの状況もあり、開催することはできておりません。こちらの説明の中で、大山田の松ノ木地区で岩崎学長に来ていただいたというのは、今年度、令和4年度になってから、地域の要請で来てもらっているということで説明させていただきましたので、よろしくお願いいたします。
163: 分科会長(市野善隆)
皆様、よろしいでしょうか。
164: 副分科会長(森下幸泰)
防災・危機管理課はありがとうございました。防災マップで今回安くつくれるスキームをつくられたということなので、ぜひその辺は庁内で横展開していただければなと思いますので、よろしくお願いします。
165: 分科会長(市野善隆)
ありがとうございました。
以上で議案第73号 令和3年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてに対する質疑は全て終了しましたので、意見表明及び意見集約に入る前に関係部局長及び理事に入室していただきます。
(理事者入室)
これより、本議案に対する意見表明に入ります。意見表明に当たっては、賛成または反対の意見を明確に述べていただきますようお願いします。
それでは、水谷委員から順に御発言願います。
166:
分科会委員(水谷真幸)
水谷です。
賛成いたします。いろいろ議論はありましたけれども、個人的には経常収支比率が改善されてきているというのは非常に重要なことだと思っていて、確かにインフラ面に関してその投資がまだうまくされていないというようなところもあって、老朽化も進むということもあって、そこへの投資、維持修繕というのが必要になっていきますけれども、今後、民生費等の費用が増加してそこに対してお金を払っていかなきゃいけないというところでは、そこに対しての準備を今のうちからしていくということは非常に重要だと思っていますので、このように今回交付金の増加とか、そこら辺がなくても88.2%の経常収支比率を達成されたというのは非常にいい決算であったなと。1年間いい財政運営ができたのかなというふうに思って賛成いたします。以上です。
167:
分科会委員(多屋真美)
多屋です。
反対です。反対の理由を述べさせていただきます。行政情報化事業費が証明書のコンビニ交付サービスの事業費、個人番号カード交付事業費等、個人情報管理に問題があること。
スマート自治体推進事業費、行政情報化事業費、デジタルトランスフォーメーション推進事業費は全て否定ではありませんが、情報管理の危険性、また自治体職員の削減、行政サービスの削減につながること。
PFI事業費、指定管理者導入経費は、民間や業務委託が進められ、市民の負担増、サービス低下となること。
財政管理事務費により、公共施設マネジメントが進められ、市民の財産が減らされていること。
人権政策費は同和をはじめとするという人権政策に疑問があり、同和関連事業費が盛り込まれていること。
自衛官の募集事務費や、総務事務費は北勢防衛協会の分担金5万円が含まれていること。
また、消防庁舎再編整備アドバイザリー業務実施事業費については、この間のアドバイザリー業務が医療センターや桑名駅など、業者の方にとってうまくいっているとは思えません。消防の方や地区市民センターなどの利用者や地域の方ともっと討議を重ねて声を生かした設計施工にすべきという点で反対です。以上を反対理由とします。
もう1点、令和3年度の住宅新築資金等貸付事業特別会計決算についても反対いたします。これまで事業終結を早期にということを求めてきました。国の政策であったとしても早期に解決している自治体もあるわけです。会計の終結にまだ至っていないという点で、終結を求める立場で反対いたします。以上です。
168:
分科会委員(満仲正次)
賛成いたします。予算について決算は妥当だと思います。ただ一つ、希望を言うと、毎年言っておると思うんですけど、予算に対して不用額が毎年圧縮されてきてはいると思うんですけど、まだまだ多いと思います。予算立てするときに慎重な予算立てをお願いいたします。以上です。
169:
分科会委員(愛敬重之)
決算については賛成をいたします。財政のほうもよくなってきているということなんですけれども、最初に言いましたけれども、三つのミッションというものを来期の予算には、きちっとできるようにしていただきたいというふうに思っております。以上です。
170:
分科会委員(南澤幸美)
賛成です。経常収支比率も今85.8ということで、交付税を除くと88ぐらいになるということを聞いていますし、ただ、あまり絞り過ぎて市民が困るようなことはないように、各部局で予算のときに絞られると思いますが、要るものは予算立てをしてもらわないと、市民に安全・安心の面においてもその面だけ注意して、また来期の予算もあると思いますので、よろしくお願いします。以上です。
171:
分科会委員(伊藤研司)
伊藤研司、賛成です。
172: 副分科会長(森下幸泰)
私も決算については賛成をいたします。不用額に関してはコロナの状況もなかなか予想できない中でその辺りは致し方ないところもあるのかなと思います。そういう中で、財政指標も軒並み改善をされております。ですので、本当に足元の市民の生活にも直結した使い方と、あと今後、高齢化も進みますし、人口減少というのは本当に深刻になってくると思いますので、そこに備えての先行投資、将来にもしっかりと安定した財政基盤を整えられるような先行投資というところを考えて予算を組んでいっていただければなというふうに思います。よろしくお願いします。
173: 分科会長(市野善隆)
以上で、全員の意見表明が終了しました。
ただいまの結果、全体会へは賛成意見が多数であった旨、御報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
○分科会審査報告書及び分科会長報告について
174: 分科会長(市野善隆)
次に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告の案文については、正・副分科会長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
御異議なしと認め、そのように決定いたします。
以上で決算特別委員会・総務安全分科会を閉会いたします。
午後4時32分 閉会
以上、会議の顛末を録しここに署名する。
分 科 会 長 市 野 善 隆
副分科会長 森 下 幸 泰
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